特許
J-GLOBAL ID:200903075278463953

オレフィンの(共)重合プロセスの触媒反応において使用するメタロセン錯体の活性化組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-359972
公開番号(公開出願番号):特開2000-186108
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 元素の周期律表の第4族のメタロセン錯体の活性剤として使用して、α-オレフィン重合用高活性・低金属含量触媒を形成できるホウ素不含有有機金属組成物を提供する。【解決手段】 炭素数5又は6のジ不飽和環を有する、空気に対して安定な、高度にフッ素化された有機化合物と、マグネシウムのアルキル誘導体、好ましくはアルミニウムのアルキル誘導体とを含んでなるホウ素不含有有機金属組成物。
請求項(抜粋):
α-オレフィンの(共)重合触媒を形成するための第4族金属のメタロセン錯体の活性剤として好適な有機金属組成物であって、以下の成分(A)と成分(B)との反応生成物を含んでなることを特徴とする有機金属組成物:(A)下式(I)【化1】[式中、各Ri基(但し、iは1〜7の整数である)は水素、フッ素、及び炭素数1〜20で任意に異なるRiヒドロカルビル基に結合してさらなる環を形成していてもよいフッ素化されているか又は非フッ素化の脂肪族又は芳香族ヒドロカルビル基から独立的に選択された前記ジ不飽和環の置換基であるが、但し、基R1、R2、R3、R4及びR5のうちの少なくとも2個、好ましくは少なくとも3個が、独立的にフッ素と、式-CF(R9R10)(式中、R9基及びR10基の各々はRi基について上記したいずれかの意味でよく、それらのうちの少なくとも一つがフッ素であるか、少なくとも1位にてフッ素化されたアルキルであるか、以下で定義されるフッ素化アリールArFであるか、以下で定義されるフッ素化ビニル基VFである)で表されるフッ素化アルキル基と、芳香族環においてフッ素と、前記で定義された-CF(R9R10)基と、異なるArF基とから選択される少なくとも2つの基で置換されたフッ素化アリール基ArFと、二重結合の少なくとも2つの位置がフッ素、-CF(R9R10)基及び前記で定義したArF基から選択される基で置換されたフッ素化ビニル基VFと、からなる群から選択され、R8基は水素、-OH、-SH、又は前記R5基とともにカルボニル酸素を形成しており、「m」は0又は1の値でよい]で表される炭素数5又は6の少なくとも一つのジ不飽和環を含んでなるフッ素化有機化合物;(B)下式M’RnX(p-n) (II)(式中、M’は元素の周期律表の第2族又は第13族の金属であり、各Rは独立して炭素数1〜10のヒドロカルビル基であり、各Xはハロゲン原子であり、「p」はM’の原子価であって、第2族については2に等しく、第13族については3に等しく、「n」は1〜pの範囲の十進数である)で表される有機金属化合物。
IPC (3件):
C08F 4/642 ,  C08F 4/654 ,  C08F 10/00
FI (3件):
C08F 4/642 ,  C08F 4/654 ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
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