特許
J-GLOBAL ID:200903075318988558

磁気ヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-155304
公開番号(公開出願番号):特開2002-352402
出願日: 2001年05月24日
公開日(公表日): 2002年12月06日
要約:
【要約】【課題】 従来の磁気ヘッドでは、上部磁極層の後端部を絶縁材料からなるGd決め層上に形成していたため、上部磁極層の後端部の体積が減少し磁気飽和を生じやすくなるという問題が生じていた。【解決手段】 Gd決め層30上に非磁性金属材料からなる持ち上げ層31を積層することにより、上部磁極層21の後端部におけるメッキ形成を容易にし、上部磁極層を所定膜厚で確実に形成できるので、上部磁極層の後端部の体積の減少を抑えて磁気飽和を防いで磁気記録特性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
下部コア層及び上部コア層と、両コア層に記録磁界を与えるコイル層と、前記下部コア層と上部コア層との間に位置し且つトラック幅方向の幅寸法が前記下部コア層及び上部コア層よりも短く規制された磁極部とを有し、前記磁極部が下部磁極層、上部磁極層および前記下部磁極層と前記上部磁極層間に位置するギャップ層とで構成されるか、あるいは前記磁極部が上部磁極層および前記上部磁極層と下部コア層との間に位置するギャップ層とで構成される磁気ヘッドにおいて、記録媒体との対向面よりもハイト方向後方の前記下部コア層上にはGd決め層が設けられて、このGd決め層の前端面が前記下部コア層表面に対する垂直面または前記下部コア層から上部コア層方向へ離れるにしたがってハイト方向後方に傾く傾斜面で形成され、前記上部磁極層は前記ギャップ層上から前記Gd決め層上にかけて形成されており、さらに前記Gd決め層の前記上部磁極層との対向面の一部または全部が金属材料によって形成されていることを特徴とする磁気ヘッド。
FI (3件):
G11B 5/31 A ,  G11B 5/31 C ,  G11B 5/31 D
Fターム (6件):
5D033BA08 ,  5D033BA71 ,  5D033CA01 ,  5D033DA04 ,  5D033DA07 ,  5D033DA31
引用特許:
審査官引用 (2件)

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