特許
J-GLOBAL ID:200903075368012861

バーナム暗号の共通鍵配送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 省躬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-042541
公開番号(公開出願番号):特開2002-217893
出願日: 2001年01月16日
公開日(公表日): 2002年08月02日
要約:
【要約】【課題】 高い安全性の暗号通信を可能にするバーナム暗号を利用する際に問題となる乱数の配布を、できるだけ安全で効率的なものにする。【解決手段】 乱数発生器Rを用いて第一の乱数r1を生成し、これを暗号文Cの送信側と受信側の双方で共有する。次に、乱数発生器Rを用いて第二の乱数r2を生成し、これを暗号化と復号化の両方に使用する共通鍵Kcとする。次に、第二の乱数r2に第一の乱数r1のビット列を排他的論理和で加えて第三の乱数r3を生成し、この第三の乱数r3を通信路を介して相手に配送する。第三の乱数r3を受信した相手は、これに第一の乱数r1のビット列を排他的論理和で加えて第二の乱数r2を復元する。次に、暗号通信を行うときは、送信側が情報(平文)Mのビットストリームに先に配布した共通鍵Kcのビット列を排他的論理和で加えて暗号文Cを作成し、これを通信路を介して相手に伝送する。受信側は、暗号文Cのビットストリームに先に受信して復元した共通鍵Kcのビット列を排他的論理和で加えて元の情報(平文)Mを復元する。
請求項(抜粋):
任意の乱数を共通鍵Kcとし、平文Mのビットストリームに共通鍵Kcのビット列を排他的論理和で加えて暗号文Cを作成し、暗号文Cのビットストリームに共通鍵Kcのビット列を排他的論理和で加えて平文Mを復元するバーナム暗号において、第一の乱数r1を生成して相手と共有し、第二の乱数r2を生成して共通鍵Kcとし、第一の乱数r1と第二の乱数r2のビット列を排他的論理和で加えて第三の乱数r3を生成し、そして、この第三の乱数r3を相手に送信し、受信した相手は、第三の乱数r3に第一の乱数r1のビット列を排他的論理和で加えて第二の乱数r2を復元し、しかして共通鍵Kcである第二の乱数r2を相手に配布することを特徴とする共通鍵配送方法。
IPC (3件):
H04L 9/08 ,  G06F 7/58 ,  H04L 9/20
FI (3件):
G06F 7/58 A ,  H04L 9/00 601 E ,  H04L 9/00 653
Fターム (6件):
5J104AA04 ,  5J104AA16 ,  5J104EA06 ,  5J104EA18 ,  5J104JA04 ,  5J104NA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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