特許
J-GLOBAL ID:200903075627548015

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-211526
公開番号(公開出願番号):特開2002-029378
出願日: 2000年07月12日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】【課題】 ウエビングの引出阻止状態を確実に解除でき、しかもVギヤ反転角の制御の容易化を図ることができるウエビング巻取装置を得る。【解決手段】 ウエビング巻取装置のロックプレート16にはガイドピン16hが立設されており、これに対応してVギヤ18にはガイド孔18bが形成されている。ガイド孔18bは第1孔部60、第2孔部62、第3孔部64からなり、第1孔部60にガイドピン16hが位置された状態が初期状態である。Vギヤ18とスプール14との間に相対回転が生じると、ガイドピン16hは第1孔部60から第2孔部62へ至り、この過程でVギヤ18がガイドピン16hに押圧されて反転し、ロック解除となる。Vギヤ反転角が設定値以上になる押圧力がガイドピン16hから作用する場合には、ガイドピン16hを第3孔部64へ逃がすことでキャンセルする。
請求項(抜粋):
乗員拘束用のウエビングを層状に巻き取る巻取軸と、車両に固定されると共に巻取軸の両端部を回転可能に支持し、更に当該巻取軸の端部と交差する面にロック歯が形成されたフレームと、巻取軸の少なくとも一端部側に設けられると共にロック歯との係合位置及びロック歯との非係合位置間を移動可能とされ、ロック歯に係合することにより巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止するロックプレートと、巻取軸の一端部側に同軸的に設けられ、通常は巻取軸と一体に回転すると共にロックプレートを非係合位置に保持し、巻取軸との間に相対回転が生じるとロックプレートを係合位置に移動させるロック輪と、揺動可能に支持されたパウルと当該パウルに係合可能な係合歯とを有し、通常はパウルが係合歯との非係合位置に保持され、所定の場合にパウルが揺動して係合歯と係合することでロック輪のウエビング引出方向回転を阻止し、かつロック輪がウエビング巻取方向へ回転されることでパウルと係合歯との係合状態を解除するロック作動手段と、を備えたウエビング巻取装置において、前記ロックプレートにはロック輪側へ突出するガイドピンが設けられていると共に、前記ロック輪には当該ガイドピンが挿入されてロックプレートを係合位置から非係合位置へ或いは非係合位置から係合位置へ移動させるガイド孔が設けられており、さらに、当該ガイド孔は、ガイドピンを介してロックプレートを非係合位置に保持する第1孔部と、この第1孔部と連通されてガイドピンからの押圧力を受けることによりロック輪をウエビング巻取方向へ反転させる第2孔部と、この第2孔部と連通されてロック輪の反転に寄与するガイドピンの所定値以上の押圧力を解放する第3孔部と、を含んで構成されている、ことを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (2件):
B60R 22/38 ,  B60R 22/40
FI (2件):
B60R 22/38 ,  B60R 22/40
Fターム (1件):
3D018HC04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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