特許
J-GLOBAL ID:200903075674579573

安全性評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164184
公開番号(公開出願番号):特開平8-056695
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 ヒト由来チトクロムP450 1A2、2C9、2E1、3A4からなる分子種群の分子種について、(1)酵母内発現プロモーター、上記分子種及び酵母NADPH-P450還元酵素をコードする遺伝子或いは上記分子種と酵母NADPH-P450還元酵素の人工融合酵素の遺伝子を含む酵母内発現プラスミドの構築工程、(2)上記プラスミドを酵母に導入、酵母内で上記分子種及び酵母NADPH-P450還元酵素或いは上記分子種と酵母NADPH-P450還元酵素の人工融合酵素を発現させる酵母菌体の作製工程、(3)上記酵母菌体又は該菌体破砕物を検体化合物と反応する工程、(4)反応液の代謝産物を分析、検体化合物の解毒代謝の有無又は発癌物質への代謝の有無を判定する工程、(5)上記により、検体化合物の安全、非安全を評価する工程からなる安全性評価方法。【効果】 高精度で代謝・薬効・毒性の早期予測・評価が可能になる。
請求項(抜粋):
ヒト由来のチトクロムP450 1A2、ヒト由来のチトクロムP450 2C9、ヒト由来のチトクロムP450 2E1ならびにヒト由来のチトクロムP450 3A4からなる分子種群に含まれる全ての分子種について、(1)(a) 酵母内で発現させるためのプロモーターならびに(b)(i)上記の分子種をコードする塩基配列を有する遺伝子および酵母NADPH-P450還元酵素をコードする塩基配列を有する遺伝子あるいは(ii)上記の分子種と酵母NADPH-P450還元酵素の人工融合酵素をコードする塩基配列を有する遺伝子を含む酵母内発現プラスミドを構築する工程、(2)構築された酵母内発現プラスミドを酵母に導入することにより、酵母内で(i) 上記の分子種および酵母NADPH-P450還元酵素あるいは(ii)上記の分子種と酵母NADPH-P450還元酵素の人工融合酵素を発現させる酵母菌体を作製する工程、(3)作製された酵母菌体または該菌体破砕物を検体である化合物と反応する工程、(4)反応後、反応液中に存在する代謝産物を分析することによって、検体である化合物の解毒代謝の有無または発癌物質への代謝の有無を判定する工程、(5)上記の判定により、(a)検体である化合物の解毒代謝の存在(有)または発癌物質への代謝の非存在(無)の場合、検体である化合物を安全と評価し、または、(b)検体である化合物の解毒代謝の非存在(無)または発癌物質への代謝の存在(有)の場合、検体である化合物を非安全と評価する工程、からなることを特徴とする評価方法。
IPC (3件):
C12Q 1/02 ,  C12M 1/34 ,  C12Q 1/26
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-211880

前のページに戻る