特許
J-GLOBAL ID:200903075810876307

ポリスチレン系樹脂板状発泡体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細井 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-072631
公開番号(公開出願番号):特開平10-251434
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 押出機内でポリスチレン系樹脂と発泡剤とを溶融混練した後、この発泡性組成物を押出機から低圧雰囲気下に押出発泡せしめて発泡体を製造するにあたり、従来、低密度(高発泡倍率)の発泡体を得ることが困難とされていた発泡剤を用いた場合でも、低密度で機械的強度等に優れたポリスチレン系樹脂発泡体を製造する方法を提供する。【解決手段】 ポリスチレン系樹脂に発泡剤を含有させてなる発泡性組成物を押出発泡させてポリスチレン系樹脂板状発泡体を製造する方法において、220°Cの温度条件下で振動歪みを与える動的粘弾性測定において、角周波数:ω=10-1〜101 (rad/sec.)の範囲において、貯蔵弾性率:G ́の傾き値が0.8〜1.2の範囲にあり、且つZ平均分子量が5×105 以上で、重量平均分子量:Mwと数平均分子量:Mnとの比:Mw/Mnが3.2未満のポリスチレン系樹脂を原料樹脂として用いる。
請求項(抜粋):
ポリスチレン系樹脂に発泡剤を含有させてなる発泡性組成物を押出発泡させてポリスチレン系樹脂板状発泡体を製造する方法において、上記ポリスチレン系樹脂が、220°Cの温度条件下で振動歪みを与える動的粘弾性測定において、角周波数:ω=10-1〜101 (rad/sec.)の範囲において、貯蔵弾性率:G ́の傾き値が0.8〜1.2の範囲にあり、且つZ平均分子量が5×105 以上で、重量平均分子量:Mwと数平均分子量:Mnとの比:Mw/Mnが3.2未満の樹脂であることを特徴とするポリスチレン系樹脂板状発泡体の製造方法。
IPC (7件):
C08J 9/14 CET ,  B29C 47/14 ,  C08K 5/02 ,  C08L 25/04 ,  B29K 25:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 7:00
FI (4件):
C08J 9/14 CET ,  B29C 47/14 ,  C08K 5/02 ,  C08L 25/04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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