特許
J-GLOBAL ID:200903075858020137

光送信装置およびそれを用いた光伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-256146
公開番号(公開出願番号):特開平9-098155
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 アナログSCM伝送技術を用いて、複数のディジタル変調信号を一括光伝送するシステムでは、帯域によって伝送信号の波形劣化の程度または歪みの大きさが異なり、各チャンネルの伝送品質に差異が生じるという問題があった。【解決手段】 伝送すべきアナログ信号は、アナログ/ディジタル変換部101でディジタル信号に変換された後、階層分離部102で元のアナログ信号を構成する上での重要度に応じて、複数グループのディジタル情報に分割される。変調部103は、各グループに個別的に割り当てられ互いに異なる周波数の搬送波を、該ディジタル情報でディジタル変調する。多重部104は、全てのディジタル変調信号を周波数多重して一括光伝送する。この場合、重要なディジタル情報を司る搬送波ほど低周波側に設定し、重要度の低いディジタル情報を司る搬送波ほど高周波側に設定する。
請求項(抜粋):
周波数多重されたディジタル変調信号を光伝送するシステムであって、与えられたディジタル信号を、所定の階層化方式に従い、元のデータを構成する上での重要度に応じて、n(nは、2以上の自然数)個の階層に分割し、重要度の高いものから順番に並べられた第1〜第nのディジタル情報として出力する階層分離部と、前記第1〜第nのディジタル情報に個別的に割り当てられた互いに周波数の異なる第1〜第nの搬送波を、当該ディジタル情報でディジタル変調して、第1〜第nのディジタル変調信号を出力する変調部と、前記変調部から出力された第1〜第nのディジタル変調信号を周波数多重する多重部と、前記多重部から出力された電気信号を光信号に変換する電気光変換部と、前記電気光変換部から出力された光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路によって伝送された光信号を電気信号に再変換する光電気変換部と、前記光電気変換部から出力された電気信号を伝送する伝送路と、前記伝送路によって伝送された電気信号をm(mは、1≦m≦nの自然数)個の電気信号に分岐する分岐部と、前記分岐部から出力されたm個の電気信号をそれぞれ復調して、前記第1〜第nのディジタル情報の中から選択された第1〜第mのディジタル情報を出力する復調部と、前記第1〜第mのディジタル情報を入力し、前記所定の階層化方式と逆の過程に従ってディジタル信号を合成して出力する階層合成部とを備える、光伝送システム。
IPC (3件):
H04J 14/00 ,  H04J 14/02 ,  H04J 1/00
FI (2件):
H04B 9/00 E ,  H04J 1/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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