特許
J-GLOBAL ID:200903075926788529
放射線検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-062258
公開番号(公開出願番号):特開平9-257940
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 検出限界が良好で、検出面上での放射線入射領域の特定を可能とする放射線検出装置を提供する。【解決手段】 4個の光電子増倍管18は、図示のごとくシンチレータ板12に対して均等に対称的に配置される。各光電子増倍管18は、各々対応する増幅器22を介して波高弁別器24に接続される。各波高弁別器24の出力信号は、それぞれ2つに分岐し、別々の同時計数器26に入力される。各同時計数器26は2つの入力信号のAND結果を出力し、各カウンタ28はそれぞれ対応する同時計数器26の出力パルスをカウントする。この構成によれば、隣り合う光電子増倍管18のペアの出力がそれぞれ同時計数される。これら各ペアは、シンチレータ板12のそれぞれ異なる領域をカバーし、その領域の面積は小さい。従って、各ペアごとでは検出限界が良好となり、それら各ペアの計数結果の組合せから、放射線の主たる入射領域を推定することができる。
請求項(抜粋):
放射線の入射により発光するシンチレータと、前記シンチレータにて生じた光を検出するn個(n≧3)の光検出器と、前記n個の光検出器の中から2個を選ぶ所定の組合せごとにそれぞれ対応して設けられ、それぞれ対応する組合せの光検出器の出力を同時計数する複数の同時計数器と、を有し、互いに異なる感度分布を持った前記各組合せごとに同時計数を行うことを特徴とする放射線検出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01T 1/20 B
, G01T 1/169 A
引用特許: