特許
J-GLOBAL ID:200903075933144106
複合希土類異方性ボンド磁石、複合希土類異方性ボンド磁石用コンパウンドおよびそれらの製造方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-367523
公開番号(公開出願番号):特開2005-116991
出願日: 2003年10月28日
公開日(公表日): 2005年04月28日
要約:
【課題】CoレスR1系d-HDDR異方性磁石粉末からなり、磁気特性および耐熱性に優れるボンド磁石を提供する。【解決手段】本発明のボンド磁石は、平均粒径および配合比が特定された、界面活性剤で表面被覆されたCoレスR1系d-HDDR粗粉末と、界面活性剤で表面被覆されたR2系微粉末とバインダである樹脂とからなり(R1、R2は希土類元素である)、CoレスR1系d-HDDR粗粉末の周囲が樹脂中にR2系微粉末が均一に分散してなる強磁性緩衝体で囲繞されてなる。本発明のボンド磁石は、耐酸化性に劣り割れ感受性の高いCoレスR1系d-HDDR異方性磁石粉末を使用しているにも拘わらず、高磁気特性と共に優れた耐熱性を発揮する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
イットリウム(Y)を含む希土類元素(以下、「R1」と称する。)と鉄(Fe)とホウ素(B)とを主成分としコバルト(Co)を基本的に含有しないCoレスR1系合金にd-HDDR処理を施して得られたCoレスR1系d-HDDR異方性磁石粉末および該CoレスR1系d-HDDR異方性磁石粉末の粒子表面の少なくとも一部を被覆する第1界面活性剤からなり、平均粒径が40〜200μmであるCoレスR1系d-HDDR粗粉末と、
Yを含む希土類元素(以下、「R2」と称する。)を主成分の一つとし最大エネルギー積(BH)maxが240kJ/m3以上であるR2系異方性磁石粉末および該R2系異方性磁石粉末の粒子表面の少なくとも一部を被覆する第2界面活性剤からなり、平均アスペクト比が2以下で平均粒径が1〜10μmであるR2系微粉末と、
バインダである樹脂とからなるボンド磁石であって、
該ボンド磁石中に該CoレスR1系d-HDDR粗粉末が50〜84質量%、該R2系微粉末が15〜40質量%および該樹脂が1〜10質量%含有されており、
該ボンド磁石の理論密度(ρth)に対する嵩密度(ρ)の比である相対密度(ρ/ρth)が91〜99%であり、
該ボンド磁石中のCoレスR1系d-HDDR粗粉末の単位面積当たりの見かけの粒子径が20μm以下である規格化粒子数が1.2×109個/m2以下であることを特徴とする磁気特性および耐熱性に優れる複合希土類異方性ボンド磁石。
IPC (5件):
H01F1/08
, B22F1/02
, B22F3/00
, H01F1/053
, H01F41/02
FI (5件):
H01F1/08 A
, B22F1/02 B
, B22F3/00 C
, H01F41/02 G
, H01F1/04 H
Fターム (22件):
4K018AA27
, 4K018BA18
, 4K018BB01
, 4K018BB04
, 4K018BC09
, 4K018BC12
, 4K018BC29
, 4K018BD01
, 4K018CA04
, 4K018GA04
, 4K018KA46
, 5E040AA03
, 5E040AA04
, 5E040BB03
, 5E040CA01
, 5E040HB06
, 5E040HB07
, 5E040HB17
, 5E040NN01
, 5E062CC05
, 5E062CD05
, 5E062CG02
引用特許:
出願人引用 (12件)
全件表示
審査官引用 (10件)
全件表示
前のページに戻る