特許
J-GLOBAL ID：200903075941698250
超塑性成形用多層クラッド板とその製造方法、およびそれを用いた中空剛性ボードとその製造方法
発明者：
,
,
,
出願人/特許権者：
,
,
代理人 (1件)：
豊田 武久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-331762
公開番号（公開出願番号）：特開平8-164488
出願日： 1994年12月09日
公開日（公表日）： 1996年06月25日
要約：
【要約】【目的】 複合化された特に中空部を有する成形体を超塑性成形により得るための素材として、超塑性成形後の溶接や接着を不要とした3層以上の多層構造のクラッド板を提供し、さらにそれを用いた大型で形状の自由度の高い中空剛性ボードを提供する。【構成】 コア金属板とその両面側のライナー金属板との間に所定のパターンで圧着防止剤を介在させて熱間圧延により圧着させた多層クラッド板であり、かつ少なくともコア金属板として、Al-Mg系の超塑性成形用材料が用いられている。またその圧着防止剤のパターンをストライプ模様状とし、かつコア金属板の一方の側と他方の側とで圧着防止剤のストライプ模様パターンの位置をずらす。また前記クラッド板の内部の圧着防止剤による非圧着部に300〜550°Cにおいて流体圧を導入して非圧着部を膨張させ(コア金属板を超塑性変形させ)、中空剛性ボードを得る。
請求項（抜粋）：
コア金属板の両面にライナー金属板が配置され、かつコア金属板とその両面側のライナー金属板との間の予め定めた位置に所定のパターンで圧着防止剤を介在させた状態でコア金属板とその両面側のライナー金属板とが熱間圧延により圧着された超塑性成形用多層クラッド板において、前記コア金属板とライナー金属板とのうち、少なくともコア金属板として、Mg2.0〜6.0(重量%、以下同じ)を含有し、かつMn0.05〜1.5%、Cr0.05〜0.3%、V0.05〜0.3%、Zr0.05〜0.3%のうちの1種または2種以上を含有し、さらに不純物としてのFeが0.4%未満に、Siが0.3%未満にそれぞれ規制され、残部がAlおよび不可避的不純物よりなり、しかも結晶粒サイズが60μm以下の非熱処理型超塑性成形用材料が用いられていることを特徴とする、超塑性成形用多層クラッド板。
IPC (4件)：
B23K 20/04
, B23K 20/18
, B23K 20/24
, B32B 15/01
