特許
J-GLOBAL ID:200903076024037500
ガス濃度測定装置の異常診断方法及びガス濃度測定装置の異常診断装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-362182
公開番号(公開出願番号):特開2006-208363
出願日: 2005年12月15日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】 固体電解質体と一対の電極から構成されるセルとセルの温度を活性温度に保つヒータ70とを有したガスセンサを備えたガス濃度測定装置1に異常が発生した場合に、異常診断を確実に行うことができるようにする。【解決手段】 センサ素子10が活性化した状態において、センサ素子10とセンサ素子制御回路50との接続点の電圧が予め設定された異常電圧値になると、センサ素子制御回路50と各接続点とを電気的に遮断する。次に、ヒータ70への供給電力を停止し、各セルの温度を活性温度よりも低くし、各セルの内部抵抗を高くする。その後、センサ素子制御回路50からセンサ素子10に、センサ素子10を破損させない程度の電流を流し、その時の各接続点の電圧を検出する。そして、検出した各接続点の各端子電圧を比較することにより、センサ素子10の異常内容と異常が発生した箇所とを識別する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
固体電解質体及び該固体電解質体に設けられた一対の電極を備え、被測定ガス空間の所定ガスの濃度に応じた信号を出力するセンサ素子と、
外部から電力供給を受け、前記センサ素子を前記所定ガスの濃度に応じた信号を出力可能な活性温度まで加熱する加熱手段と、
を有するガスセンサと、
該ガスセンサのセンサ素子の各電極に電気的に接続されて、前記センサ素子の出力信号に基づいて前記被測定ガス空間の所定ガスの濃度を測定する測定手段と、
を備えたガス濃度測定装置の異常診断方法であって、
前記センサ素子が前記活性温度に加熱されている状態において、前記測定手段と前記ガスセンサの前記センサ素子との各接続点のうち何れかの接続点の電圧を検出し、
前記接続点の検出電圧が予め設定された異常電圧値になると、前記加熱手段に対する電力供給を抑制して、前記センサ素子の温度を前記活性温度よりも降下させ、
その後、前記ガスセンサの異常診断を行うことを特徴とするガス濃度測定装置の異常診断方法。
IPC (4件):
G01N 27/26
, G01N 27/41
, G01N 27/419
, G01N 27/409
FI (5件):
G01N27/26 391A
, G01N27/46 325Q
, G01N27/46 325N
, G01N27/46 327N
, G01N27/58 B
Fターム (7件):
2G004BB04
, 2G004BD14
, 2G004BJ02
, 2G004BJ03
, 2G004BL06
, 2G004BL17
, 2G004BM09
引用特許: