特許
J-GLOBAL ID:200903076068414379

リング型光伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-199025
公開番号(公開出願番号):特開2009-038461
出願日: 2007年07月31日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
【課題】経路探索フレームに、波長に関する波長情報と光伝送特性情報とを加えることにより、最適な光パス経路を設定可能なリング型光伝送システムを得る。【解決手段】複数のノード間に光パスからなるリンクを確立するための最適経路を探索するノード1を備え、最適経路探索手段は、第1および第2の経路探索フレーム送信手段と、情報挿入手段と、タイマ設定手段と、最適パス選択手段と、経路選択手段とを含む。第1の経路探索フレーム送信手段は、光パスを確立する際に、宛先ノードまでの経路情報を学習するための経路探索フレームを、複数のノードを介して接続されているすべてのリンクに送信する。情報挿入手段は、経路探索フレームを送信する際に、自ノードの識別子と、リンク上で使用可能な波長に関する波長情報と、リンクの光伝送特性情報と、を含む各種情報を経路探索フレームに挿入する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数のノード間に光パスからなるリンクを確立するための最適経路を探索する最適経路探索手段を備えたリング型光伝送システムであって、 前記最適経路探索手段は、第1および第2の経路探索フレーム送信手段と、情報挿入手段と、タイマ設定手段と、最適パス選択手段と、経路選択手段とを含み、 前記第1の経路探索フレーム送信手段は、前記光パスを確立する際に、宛先ノードまでの経路情報を学習するための経路探索フレームを、前記複数のノードを介して接続されているすべてのリンクに送信し、 前記情報挿入手段は、前記経路探索フレームを送信する際に、自ノードの識別子と、前記リンク上で使用可能な波長に関する波長情報と、前記リンクの光伝送特性情報と、を含む各種情報を前記経路探索フレームに挿入し、 前記第2の経路探索フレーム送信手段は、前記自ノードにおいて、終端処理しない経路探索フレームを受信した際に、前記自ノードにあらかじめ登録されている中継情報に、前記自ノードの識別子が登録されている場合には、前記終端処理しない経路探索フレームを廃棄し、前記中継情報に前記自ノードの識別子が登録されていない場合には、前記情報挿入手段により、前記終端処理しない経路探索フレームに前記各種情報を挿入して、受信したリンク以外のすべてのリンクに送信し、 前記タイマ設定手段は、前記自ノードにおいて、終端処理する経路探索フレームを受信した際に、前記終端処理する経路探索フレームの送信元ノードの識別子に基づき経路探索フレーム登録テーブルを参照し、既に前記送信元ノードの識別子のエントリがある場合には、前記終端処理する経路探索フレームを前記経路探索フレーム登録テーブルに追加登録し、前記送信元ノードの識別子のエントリがない場合には、前記送信元ノードの識別子のエントリを新規登録して、前記終端処理する経路探索フレームを前記経路探索フレーム登録テーブルに登録するとともに、前記送信元ノードの識別子の前記経路探索フレーム登録テーブルへのエントリの有効時間をエントリ用タイマに設定し、 前記最適パス選択手段は、前記経路探索フレーム登録テーブルへのエントリ用タイマが満了した場合に、前記エントリ用タイマが満了するまでに登録した経路探索フレームの中から最適パスを選択し、 前記経路選択手段は、前記最適パス選択手段とともに機能して、経路探索フレームの中継情報に登録されている波長情報を参照し、同一の波長を選択できる経路候補の中から、最初に受信した経路を選択することを特徴とするリング型光伝送システム。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/42
FI (2件):
H04L12/56 100Z ,  H04L12/42 Z
Fターム (5件):
5K030JL03 ,  5K030KX20 ,  5K030LB05 ,  5K031AA07 ,  5K031DA19
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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