特許
J-GLOBAL ID:200903076069965913

並列画像生成方法とそのためのデータ分割手法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139661
公開番号(公開出願番号):特開平10-334054
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 並列計算機上でボリュームレンダリングによる三次元数値データの可視化について、前処理としてデータ分割を行なうことにより負荷を分散する際に、どのようなデータ分布に対しても均一にデータを分割する。【解決手段】 データを各軸(x,y,z)についてソーティングを行なう(601)ことにより、データの配列内の順番をデータ空間上での配置に置き換えた後、等分割する(602)ことにより、データ空間上での配置を壊すことなくデータを等分割する(604)。また、ソーティング自体の並列処理、あるいは分割の初期には画面中心部のみ細分割し、分割の後期にはソーティング(603,605)を行なうことにより分割処理の高速化を図る。【効果】 データ分布により分割パタンを適応的に変化させ得るので、シミュレーションなど特徴的なデータ分布を持つ場合などあらゆるデータに対応できる。また、視点変更によるデータ分布の変化が起こっても、データを常に均一に分割できる。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサを含む並列計算環境において並列に画像を生成する方法であって、(1) 可視化すべきデータの入力とユーザからのパラメータ変更などの入力を受ける処理と、(2) 静的にプロセッサ間の負荷分散を図るように入力されたデータの分割を行なう処理と、(3) データの分割パタンより画面の分割パタンを決定して部分画面を並列に生成する処理と、(4) 生成された部分画面を再構成して一枚の画像を生成し表示する処理と、からなることを特徴とする並列画像生成方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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