特許
J-GLOBAL ID:200903076089219460

ガスタービン及びその静翼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-278147
公開番号(公開出願番号):特開2003-083001
出願日: 2001年09月13日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】冷媒回収型の冷却システムを備えたもので、作動ガスの高温度化に対応した冷却が可能であり、かつ冷媒流量及び圧力損失の適正化を図ることができるガスタービン及びその静翼を提供する。【解決手段】圧縮機の吐出空気の一部を抽気しこれを冷却かつ昇圧し、その低温度昇圧した冷却空気により静翼13の外周側流路壁35、翼部34、内周側流路壁36をシリーズに冷却し、空気を燃焼器に回収する。翼部34の内部冷却流路は3の冷却流路パスに分け、翼前縁側の第1のパスは3つの流路部分42a〜42cによりサーペンタイン状の流路構成とし、かつ第1、第3の流路部分をインピンジメント冷却流路、第2の冷却流路を対流冷却流路とし、翼中央部は3つの流路部分42d〜42fにより対流冷却のサーペインタイン状の流路構成とし、翼後縁は独立した1つの冷却流路42gにより貫流型とする。
請求項(抜粋):
圧縮空気を発生させる圧縮機部、圧縮機部に連通し前記圧縮空気が流入する空気室、空気室に配置し前記圧縮空気を酸化剤として燃料を燃焼させ高温高圧ガスを発生させる燃焼器部、燃焼器部に連通し前記高温高圧ガスを高速加速する静翼と高温高圧高速ガスにより回転駆動される動翼とを有するタービン部を備えたガスタービンにおいて、前記空気室より圧縮空気の一部を導き出して冷却低温化し、さらに昇圧して低温高圧空気を発生させる手段を設け、前記静翼は、翼部と、翼部を保持し前記高温高圧ガスの流路を形成する外周側流路壁及び内周側流路壁とを有し、前記翼部に、外周側に流入孔、内周側に流出孔を有する内部冷却流路を形成し、前記外周側流路壁及び内周側流路壁に前記翼部の内部冷却流路に連通する冷却流路を形成し、前記外周側流路壁の冷却流路に前記低温高圧空気を供給して外周側流路壁を冷却した後、その低温高圧空気を前記流入孔より内部冷却流路に導き、更に前記流出孔より前記内周側流路壁の冷却流路へと導くことで、外周側流路壁と翼部と内周側流路壁をシリーズに冷却し、冷却後の空気を前記空気室に戻すように構成するとともに、前記翼部の内部冷却流路を、それぞれ外周側に流入孔、内周側に流出孔を有する複数の独立した冷却流路パスに分け、外周側流路壁を冷却した低温高圧空気を前記流入孔よりそれぞれの冷却流路パスに導き、翼部の各部位をパラレルに冷却した後、前記流出孔より内周側流路壁の冷却流路へと導くよう構成したことを特徴とするガスタービン。
IPC (2件):
F01D 9/02 102 ,  F02C 7/18
FI (2件):
F01D 9/02 102 ,  F02C 7/18 A
Fターム (2件):
3G002GA08 ,  3G002GB01
引用特許:
審査官引用 (9件)
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