特許
J-GLOBAL ID:200903076136079435

炭窒化チタン基合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-100217
公開番号(公開出願番号):特開平10-287946
出願日: 1997年04月17日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 炭窒化チタン基合金の弱点である耐欠損性を向上させ、かつ優れた耐摩耗性を有する炭窒化チタン基合金を提供すること。【解決手段】 TiとTi以外の周期律表IVa、VaおよびVIa族の金属の中から選択される少なくとも1種の金属との炭化物、窒化物、炭窒化物よりなる硬質相が80〜95重量%で、残部がCo、Niを主成分とした結合相と不可避不純物とからなる炭窒化チタン基合金において、走査型電子顕微鏡写真で観察した場合に、合金中の硬質相粒子が、その芯部に黒色に見える黒芯部とその周辺のグレーに見える周辺組織から成り(有芯構造)、その黒芯部の面積が粒子全体の面積の30%以上粒子を粒子A、黒芯の面積が粒子全体の面積の30%未満の粒子を粒子Bとすると、それぞれの粒子の面積が、0.3≦A/(A+B)≦0.8の割合で存在することを特徴とする炭窒化チタン基合金。
請求項(抜粋):
TiとTi以外の周期律表IVa、VaおよびVIa族の金属の中から選択される少なくとも1種の金属との炭化物、窒化物、炭窒化物よりなる硬質相が80〜95重量%で、残部がCo、Niを主成分とした結合相と不可避不純物とからなる炭窒化チタン基合金において、走査型電子顕微鏡写真で観察した場合に、合金中の硬質相粒子が、その芯部に黒色に見える黒芯部とその周辺のグレーに見える周辺組織から成り(有芯構造)、その黒芯部の面積が粒子全体の面積の30%以上の粒子を粒子A、黒芯の面積が粒子全体の面積の30%未満の粒子を粒子Bとすると、それぞれの粒子の面積が、0.3≦A/(A+B)≦0.8の割合で存在することを特徴とする炭窒化チタン基合金。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 窒素含有焼結硬質合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-324603   出願人:住友電気工業株式会社
  • 炭窒化チタン基合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-315523   出願人:北海道住電精密株式会社, 住友電気工業株式会社
  • 特開昭62-170452
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