特許
J-GLOBAL ID:200903076362535591

サスペンション予見制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-178902
公開番号(公開出願番号):特開平8-040036
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】旋回状態から直進走行状態に及び加減速状態から定速走行状態に移行した直後でも良好な予見制御を行って乗心地を向上させる。【構成】プレビューセンサの検出値HDL及びHDRに基づいて路面推定値R0L′,R0R′を求め(ステップS8) 、前後加速度XG 及び横加速度YG と車速Vとをもとにゲイン算出マップを参照して各加速度が大きくなるにつれて小さい値となるゲインαX,αY を算出し、これらを乗算して補正制御ゲインαを求める(ステップS11)。このゲインαと路面推定値R0L′,R0R′とから予見制御値RPL′,RPR′を算出してこれらを順次シフトレジスタ領域に格納し(ステップS13)、現在の各輪の接地路面に対応する予見制御値RPL′,RPR′に再度補正制御ゲインαを乗算して各輪の予見制御値RPFL ′〜RPRR ′を算出し、これらをもとに予見制御力UPFL 〜UPRR を算出し(ステップS17)、これらに基づいて前後輪のアクチュエータを制御する。
請求項(抜粋):
制御対象車輪と車体との間に配設され、それら間のストロークを制御可能な制御力を制御信号に基づいて発生するアクチュエータを有し、該アクチュエータを前記制御対象車輪より前方の路面情報に基づいて予見制御するようにしたサスペンション予見制御装置において、前記制御対象車輪より前方の路面情報を検出する前方路面情報検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、車両の走行状態に応じた車体の平面運動状態を検出する平面運動状態検出手段と、該平面運動状態検出手段で検出した平面運動状態の変化の割合が大きくなるにつれて小さい値となる補正制御ゲインを設定するゲイン設定手段と、前記前方路面情報検出手段の前方路面情報に前記補正制御ゲインを乗じて予見情報とし、該予見情報から前記車速検出手段の車速検出値に基づいて前記制御対象車輪が接地している路面の路面情報を抽出する路面情報抽出手段と、該路面情報抽出手段の路面情報に前記補正制御ゲインを乗じて予見制御量を算出し、該予見制御量に応じた制御信号を前記アクチュエータに出力する予見制御手段とを備えたことを特徴とするサスペンション予見制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60G 23/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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