特許
J-GLOBAL ID:200903076396909075
スラリーから液体を分離する方法および炭化水素の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川原田 一穂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-530627
公開番号(公開出願番号):特表2000-506061
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】本発明は、容器(1)に入った固体粒子と液体とのスラリー(10)から、液体をガスの存在下で分離する方法であって、該スラリーを脱ガス(12)し、次いで脱ガスしたスラリー(14)を横流フィルター(16)に通し、脱ガスしたスラリーを該液体と濃縮したスラリーに分離することからなる前記方法に関する。本発明は、さらに重質炭化水素の製造方法であって、反応器内の合成ガスを固体触媒粒子と液体とのスラリーに接触させ、これにより重質炭化水素を製造し、および前記方法により重質炭化水素を含有する液体を該スラリーから分離することからなる方法に関する。
請求項(抜粋):
1. 容器に入った固体粒子と液体とのスラリーから、液体をガスの存在下で分離する方法であって、該スラリーを脱ガスし、次いで脱ガスしたスラリーを横流フィルターに通し、および脱ガスしたスラリーを該液体と濃縮したスラリーとに分離することからなる前記方法。2. 遠心力の働く場内で分離が生起される装置内、好ましくはハイドロサイクロン内で、該スラリーを脱ガスする、請求項1に記載の方法。3. 該スラリーを、連続遊離法、好ましくはスラリーで一部満たされた実質的に垂直の立て管内にスラリーを連続的に導入し、スラリーを含有しない立て管上部から気相化合物を連続的に抜き出し、および立て管下部から脱ガスしたスラリーを連続的に抜き出すことからなり、立て管から抜き出される脱ガスしたスラリーの線速度が、スラリー内にある気相混合物の上向き線速度よりも小さい該遊離法により脱ガスする、請求項1に記載の方法。4. 該フィルターを容器外に設置する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。5. 少なくとも1個のポンプを用い、該ポンプの上流で該スラリーを脱ガスし、濃縮したスラリーの少なくとも一部を該容器に戻す、請求項4に記載の方法。6. 脱ガスしたスラリーを、低濃度の固体粒子を含む第一流と高濃度の固体粒子を含む第二流とに分離し、そして該第一流を該フィルターへ送る、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。7. 該スラリーをハイドロサイクロン内で第一流と第二流とに分離する、請求項6に記載の方法。8. 反応器内の合成ガスを固体触媒粒子と液体とのスラリーに接触させ、これにより重質炭化水素を製造し、および請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法により、重質炭化水素を含有する液体を該スラリーから分離することからなる重質炭化水素の製造方法であって、好ましくは該フィルターを該反応器外に設置し、好ましくは分離を反応器に加える圧力と実質的に同じ圧力で行う、前記重質炭化水素の製造方法。9. 触媒含有スラリーの反応器外平均滞在時間を、10分以下、好ましくは1分以下に維持し、または該フィルターに送られるスラリーの一部を冷却、好ましくは反応温度より低い5〜75°Cの温度に冷却する、請求項8に記載の方法。10.請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法を実施するための設備。
IPC (5件):
B01J 8/00
, B01D 19/00
, B01D 19/00 102
, C10G 2/00
, C10G 31/09
FI (5件):
B01J 8/00 Z
, B01D 19/00 E
, B01D 19/00 102
, C10G 2/00
, C10G 31/09
引用特許:
前のページに戻る