特許
J-GLOBAL ID:200903076549957694

液晶表示装置およびこれに用いる視野角補償用フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-259780
公開番号(公開出願番号):特開平11-095208
出願日: 1997年09月25日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 少ない枚数の位相差フィルムで視野角特性が改良された垂直配向ネマチック型液晶表示装置を提供する。【解決手段】 液晶セルと、該液晶セルの上下に相互の吸収軸が直交するように配置された一対の偏光フィルムと、該液晶セルと該偏光フィルムとの少なくとも一方の間に1枚または2枚の位相差フィルムから構成される視野角補償用位相差フィルムが配置されてなる垂直配向ネマチック型液晶表示装置であって、視野角補償用位相差フィルムが、フィルム面内のレターデーション(R)値が0nmを越え100nm以下であり、かつフィルム厚み方向のレターデーション(R’)値が100nm以上である位相差フィルムであって、フィルム面内の遅相軸が隣接する偏光フィルムの吸収軸に対して平行または直交していることを特徴とする液晶表示装置。
請求項(抜粋):
透明基板上に透明電極が形成され、該透明電極上に垂直配向膜が設けられた一対の透明基板が、該透明電極が向かい合うように一定の距離をおいて配置され、この間隙に負の誘電率異方性を有するネマチック液晶が挟持されており、電圧を印加しない状態で液晶分子長軸が透明基板に略垂直な方向に配向した構造を有する液晶セルと、該液晶セルの上下に相互の吸収軸が直交するように配置された一対の偏光フィルムと、該液晶セルと該偏光フィルムとの少なくとも一方の間に1枚または2枚の位相差フィルムから構成される視野角補償用位相差フィルムが配置されてなる垂直配向ネマチック型液晶表示装置であって、視野角補償用位相差フィルムが、式(1)で示されるフィルム面内のレターデーション(R)値が0nmを越え100nm以下であり、かつ式(2)で示されるフィルム厚み方向のレターデーション(R’)値が100nm以上である位相差フィルムであって、フィルム面内の遅相軸が隣接する偏光フィルムの吸収軸に対して平行または直交していることを特徴とする液晶表示装置。 R =(nX-nY)×d (1) R’=[(nX+nY)/2-nZ]×d (2)nX:フィルム面内の遅相軸方向の屈折率nY:フィルム面内でnXと垂直方向の屈折率nZ:フィルムの厚み方向の屈折率d :フィルムの厚み
IPC (2件):
G02F 1/1335 510 ,  G02B 5/30
FI (2件):
G02F 1/1335 510 ,  G02B 5/30
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-266889   出願人:富士通株式会社
  • 液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-244178   出願人:シャープ株式会社

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