特許
J-GLOBAL ID:200903076611432200

マルチスタティックレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-118720
公開番号(公開出願番号):特開2009-270827
出願日: 2008年04月30日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】パルス間コヒーレント積分を行い、処理量を少なくすることができ、目標検出性能を改善することができるマルチスタティックレーダ装置を得る。【解決手段】第1の受信ビデオ信号から目標とレーダとの相対速度を算出し、各時刻の相対速度から目標との初期相対速度、相対加速度を算出し、相関演算することにより生成された信号の目標までの距離が同一になるような速度補償量を目標とレーダとの初期相対速度、相対加速度を用いて算出し、速度補償量を用いて第2の受信ビデオ信号の位相を補償し、速度補償された第2の受信ビデオ信号を相関演算する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
第1のレーダ及び第2のレーダが2次元ジオメトリーで分離配置されているマルチスタティックレーダ装置であって、 前記第1のレーダは、 目標との相対速度がアンビギュイティなく計測可能な時間間隔で第1のキャリア信号をパルス変調した第1の送信信号を放射する第1の送信手段と、 目標で反射して戻った前記第1の送信信号を第1の受信信号として受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段から得られる第1の受信信号からドップラー周波数を算出する第1のドップラー周波数算出手段とを備え、 前記第2のレーダは、 目標で反射して戻った前記第1の送信信号を第1の受信信号として受信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段から得られる第1の受信信号からドップラー周波数を算出する第2のドップラー周波数算出手段と、 前記第1及び第2のドップラー周波数算出手段から得られるドップラー周波数を用いて、目標と第1及び第2のレーダとの相対速度を算出する相対速度算出手段と、 目標との相対距離がアンビギュイティなく計測可能な時間間隔で第2のキャリア信号をパルス変調し、パルス内を変調した第2の送信信号を放射する第2の送信手段と、 目標で反射して戻った前記第2の送信信号を第2の受信信号として受信する第3の受信手段と、 前記相対速度算出手段から得られる目標と第1及び第2のレーダとの相対速度を用いて、前記第3の受信手段から得られる各時刻の第2の受信信号がコヒーレントになる速度補償量を算出し、前記速度補償量を用いて前記第2の受信信号に対し速度補償を行う速度補償手段と、 前記速度補償手段から得られる速度補償された第2の受信信号を相関演算する相関手段と、 前記相関手段により相関演算された第2の受信信号を加算する積分手段と、 積分することにより生成された信号の強度に基づいて目標との相対距離を算出する測距手段とを備える ことを特徴とするマルチスタティックレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/46 ,  G01S 13/50
FI (2件):
G01S13/46 ,  G01S13/50 B
Fターム (18件):
5J070AB01 ,  5J070AB08 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD01 ,  5J070AD03 ,  5J070AE04 ,  5J070AF01 ,  5J070AH02 ,  5J070AH04 ,  5J070AH33 ,  5J070AH35 ,  5J070AK01 ,  5J070AK04 ,  5J070AK28 ,  5J070BA01 ,  5J070BB04 ,  5J070BD02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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