特許
J-GLOBAL ID:200903076617723095

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-259809
公開番号(公開出願番号):特開2007-071313
出願日: 2005年09月07日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】 主液室と副液室とを連通する制限通路を、振動周波数の変化に応じて第1の制限通路及び第2の制限通路の一方に短時間で切り換え、かつ装置サイズを効率的に小型化する。【解決手段】 防振装置10では、プランジャ部材78が、加圧空間130内の液圧によりコイルスプリング90の付勢力に抗して閉塞位置に移動するとオリフィス開口74を閉塞させ、コイルスプリング90の付勢力により開放位置へ復帰するとオリフィス開口74を開放する。ここで、オリフィス開口74は、軸方向に沿った横開口幅と周方向に沿った縦開口幅と開口比が、2≦R≦10の範囲内に設定され、更に好ましくは5≦R≦10の範囲内に設定されている。これにより、オリフィス開口74に必要な開口面積を確保しつつ、縦開口幅を十分小さいものにできるので、この縦開口幅に応じてプランジャ部材78の開放位置と閉塞位置との距離を短くできる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
振動発生部及び振動受け部の一方に連結される第1の取付部材と、 振動発生部及び振動受け部の他方に連結される第2の取付部材と、 前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に配置された弾性体と、 前記弾性体を隔壁の一部として液体が封入され、該弾性体の弾性変形に伴って内容積が変化する主液室と、 液体が封入され内容積が拡縮可能とされた副液室と、 前記主液室と前記副液室とを互いに連通する第1の制限通路と、 前記主液室と前記副液室とを互いに連通し、前記第1の制限通路よりも液体の流通抵抗が小さい第2の制限通路と、 前記主液室と前記副液室との間に設けられ、液体が封入されたシリンダ室と、 前記シリンダ室内を、前記第2の制限通路の一部を構成すると共に前記副液室に連通したオリフィス空間と前記第2の制限通路から隔離された加圧空間とに区画し、前記オリフィス空間及び前記加圧空間の拡縮方向に沿って所定の開放位置と閉塞位置との間で移動可能とされたプランジャ部材と、 前記オリフィス空間内に面するように設けられ、前記第2の制限通路における該オリフィス空間と他の部分とを連通させるオリフィス開口と、 前記プランジャ部材を、前記加圧空間を縮小する前記開放位置側へ付勢する付勢部材と、 前記プランジャ部材が、前記付勢部材の付勢力により前記開放位置へ復帰する際に、前記加圧空間内の液体を前記オリフィス空間又は前記副液室内へ流出させる液圧解放路と、 前記主液室と前記加圧空間との間に配置され、前記主液室内の液圧変化に伴って該主液室と前記加圧空間との間で一方向へのみ液体を流出させ得る逆止弁と、を有し、 前記オリフィス開口の前記拡縮方向と平行な開口縦方向に沿った第1の開口幅を、前記開口縦方向と交差する開口横方向に沿った第2の開口幅よりも小さく設定し、 前記プランジャ部材が、前記加圧空間内の液圧により前記付勢部材の付勢力に抗して前記前記閉塞位置に移動すると、前記オリフィス開口を閉塞させ、前記付勢部材の付勢力により前記開放位置へ復帰すると、前記オリフィス開口を開放することを特徴とする防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/10 ,  F16F 13/06 ,  F16F 13/18
FI (4件):
F16F13/00 620D ,  F16F13/00 620C ,  F16F13/00 620R ,  F16F13/00 620S
Fターム (10件):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA05 ,  3J047CA06 ,  3J047CA09 ,  3J047CB02 ,  3J047DA01 ,  3J047DA02 ,  3J047FA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 防振装置
    公報種別:再公表公報   出願番号:JP2004003210   出願人:株式会社ブリヂストン
審査官引用 (3件)
  • 制御式液体封入マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-151160   出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
  • 特開平4-272532
  • 特開平4-272533

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