特許
J-GLOBAL ID:200903076868393787

尿中成分測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297520
公開番号(公開出願番号):特開平9-171015
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 尿中成分の測定器を備えた便器において、ラマン分光法を用いて同時に多成分を高精度に定量でき、便器内に放尿するだけで尿検査ができ、消耗品も不要な測定ができる。【解決手段】 便器本体1の前端部位の下方に凹型の採尿器4が設置されており、便鉢3内で採尿ができる。採尿器4内前端側にファイバー孔13Lが1個、採尿器4内左側にファイバー孔13Rが1個設置されており、このファイバー孔13L及びファイバー孔13R内部には便鉢3側に集光を目的とした集光レンズ15L及び集光レンズ15Rと、励起光源14からの励起光を運ぶ励起光ファイバー5とラマン光を受光するラマン光受光ファイバー6それぞれが設置されている。励起光ファイバー5は便器本体1外部に設置された励起光源14から繋がっており、ラマン光受光ファイバー6は便器本体1外部に設置された分光検出器10に通じている。分光検出器10で、分光・検出したラマン信号をデータ処理部11でデータ処理し、データ出力部12から測定結果として出力する。
請求項(抜粋):
便器本体と、便器本体内で放尿を受ける位置に設けられた採尿器と、可視または近赤外の波長領域の励起光を発生する励起光源部と、励起光源部からの励起光を採尿器内の尿検体へ照射するとともに、その励起光照射により尿検体から発生したラマン光を含む測定対象光を受光する測定・受光部と、測定・受光部で受光された測定対象光を取り込み、測定しようとする尿中成分について選択された測定シフト波数でのラマンスペクトル強度、又は任意のシフト波数範囲の各シフト波数におけるラマンスペクトル強度を測定する分光・検出器を含む光学系と、前記光学系で得られたラマンスペクトル強度測定値を取り込み、それを基にして1又は2以上の尿中成分濃度を算出するデータ処理部と、前記データ処理部によるデータ解析結果を出力するデータ出力部と、を備えたことを特徴とする尿中成分測定装置。
IPC (3件):
G01N 33/493 ,  G01N 21/65 ,  G01N 33/483
FI (3件):
G01N 33/493 A ,  G01N 21/65 ,  G01N 33/483 C
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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