特許
J-GLOBAL ID:200903076902765680

毛管蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  佐久間 滋
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-571674
公開番号(公開出願番号):特表2005-518518
出願日: 2003年02月26日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】【解決手段】特に、高熱流束状態下にて熱を熱源102から除去する毛管蒸発器100である。該毛管蒸発器は、熱源が存在するとき、該熱源と熱的に連通した複数のリブ108を有するハウジング104を備えている。リブは、作用流体114が蒸発内で蒸発することに起因する蒸気112を受け入れる複数の蒸気流路110を画成する。毛管吸上げ体106がリブに対して隔たった関係にてハウジング内に配置されている。毛管吸上げ体とリブとの間に介在された架橋部118がリブからの熱を吸上げ体に熱的に連通させ且つ、吸上げ体からの蒸気を蒸気流路に流体的に連通させる。架橋部118は、その各々が開口部122及びウェブ128を有する複数のフラクタル層FLを有し、これらの開口部122及びウェブ128は、直ぐ隣接するフラクタル層に対して寸法及び数の点にて拡大され且つ、隣接する層の開口部が互いに重なり合うように配置されている。最大数で且つ最小の開口部を有するフラクタル層が吸上げ体に近接して配置され、最小数で且つ最大の開口部を有するフラクタル層がリブに近接する位置に配置されるようにフラクタル層が配置される。この構造体は、架橋部に対しリブからの熱を吸上げ体の表面に均一に拡げ且つ、吸上げ体から蒸気流路まで流れる蒸気に対する大きい透過率を提供するという相反する基準に対する優れた妥協策を提供する。
請求項(抜粋):
毛管蒸発器において、 a)少なくとも1つの第一の流路(channel)を画成する少なくとも1つの第一のリブと、 b)該少なくとも1つの第一のリブに直面し且つ、該少なくとも1つの第一のリブから隔てられた毛管吸上げ体(capillary wick)と、 c)前記少なくとも1つの第一のリブと前記毛管吸上げ体との間に配置されて、前記毛管吸上げ体と前記少なくとも1つの第一の流路との間に流体的連通状態を提供し且つ、前記毛管吸上げ体と前記少なくとも1つの第一のリブとの間に熱的連通状態を提供する第一の架橋部であって、前記少なくとも1つの第一のリブから前記毛管吸上げ体の方向に減少する寸法の内部造作構造体(internal features)を有する前記第一の架橋部とを備える、毛管蒸発器。
IPC (1件):
F28D15/02
FI (2件):
F28D15/02 103E ,  F28D15/02 101L
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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