特許
J-GLOBAL ID:200903076989624271
木質材の炭化炉
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 英毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-343071
公開番号(公開出願番号):特開2007-146016
出願日: 2005年11月29日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
【課題】炭化過程で発生する乾留ガスをそのまま炉内で燃焼させて、炭化の熱源として利用することができ、設備が簡単で小型炉でも経済性の高い木質材の炭化炉を提供する。【解決手段】炉本体内に四角形の炭化室2を設け、この炭化室から発生する可燃ガスを上部空間で燃焼させる燃焼室3と、燃焼室内に空気を吹き込む羽口と、羽口からの空気吹込み量を調節する手段と、炭化室の少なくとも両長片側の側面又はこれと底面とに設けられた耐火煉瓦の伝熱壁10と、前記燃焼室の高温排ガスを前記伝熱壁外側のほぼ全面に沿って流通させる排ガスダクトを配設し、この排ガスダクト内の排ガス顕熱が伝熱壁を通して炭化室内の木質材層8に伝熱されるように構成する。また、羽口を炭化室の直上に設けた下段羽口4bと、燃焼室の上部に設けた上段羽口4aとの二段羽口とし、それぞれに空気吹込み量を調節できるようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原料の装入口と炭の排出口とを有する箱型の炉本体と、該本体内に設けられた横断面が四角形の炭化室と、該炭化室内の木質材が加熱されて発生する可燃ガスをその上部空間で燃焼させる燃焼室と、該燃焼室内に空気を吹き込む羽口と、該羽口からの空気吹込み量を調節する手段と、前記炭化室の少なくとも両長片側の側面又はこれと該炭化室の底面に設けられた耐火煉瓦の伝熱壁と、前記燃焼室の高温排ガスを前記伝熱壁外側のほぼ全面に沿って流通させる排ガスダクトを備え、
該排ガスダクト内の排ガス顕熱が前記伝熱壁を通して前記炭化室内の木質材層に伝熱されるように構成されていることを特徴とする木質材の炭化炉。
IPC (4件):
C10B 53/02
, C10L 5/44
, B09B 3/00
, C01B 31/02
FI (4件):
C10B53/02
, C10L5/44
, B09B3/00 302F
, C01B31/02 101Z
Fターム (22件):
4D004AA12
, 4D004BA03
, 4D004CA26
, 4D004CA32
, 4D004CB04
, 4D004CB34
, 4D004CB42
, 4D004CC02
, 4D004DA02
, 4D004DA20
, 4G146AA01
, 4G146BA32
, 4G146BA34
, 4G146BC03
, 4G146DA02
, 4H012JA03
, 4H012JA04
, 4H015AA14
, 4H015AB01
, 4H015BA12
, 4H015BB03
, 4H015CB01
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
特公昭55-4685号公報
-
特開昭47-15387号公報
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炭化装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-056039
出願人:新明和工業株式会社
審査官引用 (3件)
-
廃棄物炭化処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-170948
出願人:株式会社アイティ
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炭化装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-132290
出願人:株式会社カネコ
-
炭化炉
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-141116
出願人:株式会社シー・ワイ・シー
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