特許
J-GLOBAL ID:200903076993095879

振動騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183263
公開番号(公開出願番号):特開平9-014337
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 極低温環境下においても振動騒音低減化を図り、且つ消費電力の増大を回避して耐久性向上を図ることができるようにした。【構成】 制御が開始すると周波数の計測を開始し(S1)、zテーブルの検索を行なう(S2)。zテーブルにより検索されたインピーダンスzに基づいて上限フィルタ係数Wmax を算出し(S3)、通常時のフィルタ係数更新を行う(S4)。次いで、Wフィルタのフィルタ係数の平均値(W)ave を算出し、該平均値(W)ave が前記Wmax 値より大きいときはフィルタ係数Wを前記Wmax値に設定する(S5→S6)。この時Wフィルタの更新に対して規格化を行いフィルタ係数WをWmax 値に維持させる。そして、Wmax 値と更新量ΔWとの内積が「0」以下になったときに通常制御モードに戻る(S4)。
請求項(抜粋):
周期性又は擬似周期性を有する少なくとも回転体を含む振動騒音源の各構成部位に特有の振動騒音周期に応じた駆動周期信号を検出する駆動周期信号検出手段と、前記駆動周期信号の発生間隔に対して単一周期の正弦波を生成し出力する正弦波出力手段と、前記正弦波に対して所定遅延周期Kを有する遅延正弦波を生成し出力する遅延正弦波出力手段と、前記正弦波及び前記遅延正弦波を入力して前記振動騒音源に対する制御信号を生成し出力する第1のフィルタ手段と、前記制御信号を駆動信号に変換する電気駆動式アクチュエータを具備して振動騒音伝達経路に配された自己伸縮型エンジンマウントと、前記電気駆動式アクチュエータにより発生する駆動信号と前記振動騒音源からの振動騒音信号とに基づいて生成される誤差信号を検出する誤差信号検出手段と、前記振動騒音伝達経路の伝達特性を表現する第2のフィルタ手段と、前記誤差信号検出手段の検出結果と前記第2のフィルタ手段から出力される参照信号と前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数とに基づいて前記誤差信号が最小値となるように前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数を更新する制御信号更新手段とを備えた振動騒音制御装置において、前記電気駆動式アクチュエータの電気端子から見込まれるインピーダンスの値を前記振動騒音源の制御周波数に対応して格納するインピーダンス格納手段と、前記インピーダンスに基づいて前記電気駆動式アクチュエータの消費電力を制御する消費電力制御手段とを有していることを特徴とする振動騒音制御装置。
IPC (6件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  B60R 11/02 ,  F16M 7/00 ,  G05D 19/02 ,  H03H 21/00
FI (6件):
F16F 15/02 A ,  B60K 5/12 G ,  B60R 11/02 B ,  F16M 7/00 E ,  G05D 19/02 D ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 振動騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-086823   出願人:本田技研工業株式会社
  • 車両の振動低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-307618   出願人:マツダ株式会社

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