特許
J-GLOBAL ID:200903077033513788

移相器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163304
公開番号(公開出願番号):特開平10-013103
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 高周波電力の分配と分配電力の移相量を連続的で微細に容易に調整できる移相器を実現する。【解決手段】 基板1と基板10の各内表面を向き合わせ、基板1の外表面に線路2および3,入力結合線路4を設け、内表面に設けた接地導体5の一部を除いてスロット7を形成し、基板10の外表面に出力結合線路12,線路19,20,13,14,端子17,18を設け、内表面に設けた接地導体15の一部を除いて窓16を設け、回転駆動用つまみ21の外部導体23を基板1の接地導体5に固定し、つまみ21の内部導体22を線路2に接続してある。同軸接栓24に加えた高周波電力は、つまみ21,線路2および3を介して線路4とスロット7より成る励振回路を励振し、この回路からの電磁波により線路12と窓16より成る励振回路が励振され、線路12に生じた電力は、励振点で2分され、端子17,18から出力する。基板1を回転させると、線路12の励振点が円周方向に変化し、端子17,18の出力の移相量が変化する。
請求項(抜粋):
各内表面を向き合わせて対向する回転誘電体基板および固定誘電体基板と、前記回転誘電体基板の外表面に設けられ、内端が前記回転誘電体基板の回転中心に位置する入力線路と、前記入力線路の外端に、直接またはインピーダンス整合線路を介して接続される入力結合線路と、前記回転誘電体基板の内表面に設けられる接地導体と、前記回転誘電体基板の回転中心に設けられる貫通孔と、前記回転誘電体基板の内表面に設けられた接地導体のうち、前記回転誘電体基板の外表面に設けられた入力結合線路に対応する箇所の接地導体を除去して形成される入力結合スロットと、前記固定誘電体基板の外表面に設けられ、前記回転誘電体基板との共通の中心軸から半径(R12)が、前記回転誘電体基板の内表面に設けられた入力結合スロットのうち、前記回転誘電体基板の半径方向にほぼ対応する部分の長さのほぼ中間点から、前記回転誘電体基板の回転中心までの長さ(L7)にほぼ等しい円弧状の出力結合線路と、前記固定誘電体基板の外表面に設けられ、前記出力結合線路の各端部に、直接またはインピーダンス整合線路を介して接続される出力線路と、前記固定誘電体基板の内表面に設けられる接地導体と、その接地導体のうち、前記固定誘電体基板の外表面に設けられた出力結合線路に対応する箇所の接地導体を除去して形成される出力結合窓と、前記回転誘電体基板の回転中心に設けられた貫通孔に挿入されて、前記回転誘電体基板の外表面に設けられた入力線路の内端に接続される内部導体と、この内部導体と絶縁体を介してほぼ同軸状に設けられ、前記回転誘電体基板と同心状に前記固定誘電体基板に設けられた貫通孔を貫いて前記回転誘電体基板の内表面に設けられた接地導体と電気的機械的に結合される外部導体とより成り、移相量の調整に使用される回転駆動用のつまみと、前記回転駆動用のつまみの内部導体に容量的に接続されると共に、この回転駆動用のつまみの内部導体と共通の軸芯の周りに回転自在に取り付けられる内部導体と、前記回転駆動用のつまみの外部導体に容量的に接続されると共に、この回転駆動用のつまみの外部導体と共通の軸芯の周りに回転自在に取り付けられる外部導体とより成る入力側の同軸接栓とを備えたことを特徴とする移相器。
IPC (6件):
H01P 1/18 ,  H01P 5/04 603 ,  H01P 5/12 ,  H01P 9/00 ,  H01Q 3/32 ,  H01Q 3/36
FI (6件):
H01P 1/18 ,  H01P 5/04 603 B ,  H01P 5/12 F ,  H01P 9/00 Z ,  H01Q 3/32 ,  H01Q 3/36
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 分配可変移相器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-110283   出願人:住友電気工業株式会社
  • 分配移相器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-279795   出願人:住友電気工業株式会社
  • 可変移相4分配器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-227459   出願人:住友電気工業株式会社
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