特許
J-GLOBAL ID：200903077131731769
ピストンリング構造体およびその取り付け方法
出願人/特許権者：
トヨタ自動車株式会社
, トヨタ自動車株式会社 について
帝国ピストンリング株式会社
帝国ピストンリング株式会社 について
代理人 (1件)： 石田 敬 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-039226
公開番号（公開出願番号）：特開平11-230343
出願日： 1998年02月20日
公開日（公表日）： 1999年08月27日
要約：
【要約】【課題】 樹脂材料でエンドレスに形成されたアウタリングを、樹脂材料でエンドレスに形成されたインナリングを介して、リング張力提供部材で半径方向外側に押圧するタイプのピストンリング構造体の耐久性を向上する。【解決手段】 ピストンリング構造体(10)はポリイミドでエンドレスに形成されたアウタリング(20)をPTFEでエンドレスに形成されたインナリング(30)を介してコイルエキスパンダ(40)でピストンの半径方向外側に押圧して構成される。アウタリングのシリンダ壁(200)との摺動面は溝(23)で各上端縁部に面取り(26、27)を有する上側、下側摺動面(24、25)に分割され、インナリングのコイルエキスパンダとの当接部には40〜50度の角度で上、下内側に傾斜する上側、下側傾斜面(33、34)が形成されてる。
請求項（抜粋）：
ピストンのリング溝内に装着されるピストンリング構造体であって、第1の樹脂材料で合口を設けずエンドレスに形成されたアウタリングを、第2の樹脂材料で合口を設けずエンドレスに形成されたインナリングを介して、リング張力提供部材によって、ピストンの半径方向外側に押圧して成り、第1の樹脂材料が第2の樹脂材料よりも熱膨張率と破断伸びが低く、リング張力提供部材が金属製の線材をコイル状に巻いた部材から成るコイルエキスパンダであることを特徴とするピストンリング構造体。
IPC (5件)：
FI (5件)：
引用特許：
Copyright (c) 2009 Japan Science and Technology Agency. All Rights Reserved