特許
J-GLOBAL ID:200903077135472270

ステアリングダンパシステム及びそれを備えた鞍乗り型車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉谷 勉 ,  戸高 弘幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-146921
公開番号(公開出願番号):特開2009-292258
出願日: 2008年06月04日
公開日(公表日): 2009年12月17日
要約:
【課題】ステアリング操作に伴うライダーの負担を軽減すると共に、操縦性に優れたステアリングダンパシステム及びそれを備えた鞍乗り型車両を提供する。【解決手段】MRダンパ20を用いたステアリングダンパシステムであって、減衰力演算部35は、舵角速度に応じた減衰力を算出し、調整指令出力部31は、参照テーブル31Aを参照して、センサ14、15で検出された車速と舵角とによって走行状態を判定し、走行状態に応じて、前記算出された減衰力を補正する。参照テーブル31Aは、車速に応じた舵角範囲によって区画される領域を有し、これらの領域に走行状態に応じた減衰力の調整係数が割り付けられている。領域を区画する舵角範囲は、車速が速くなるに従って狭くなるように設定されており、車両の走行状態を良好に反映している。したがって、本発明によれば、車両の走行状態に応じた適切な減衰力を発生させることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
ステアリングの減衰力を発生するダンパと、 前記減衰力の調整量を決めるための領域が車速に応じた舵角範囲で区画設定されていると共に、車速が速くなるに従って前記舵角範囲が狭くなるように設定された制御情報が記憶された記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶された制御情報を使って、車速と舵角とが属する前記領域に応じた減衰力の調整指令を出力する調整指令出力手段と、 前記減衰力の調整指令に応じたダンパの減衰力指令を出力する減衰力指令出力手段と、 前記減衰力指令に基づいて前記ダンパを駆動して減衰力を調整するダンパ駆動手段と を備えたことを特徴とするステアリングダンパシステム。
IPC (1件):
B62K 21/08
FI (1件):
B62K21/08
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • ステアリングダンパシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-372689   出願人:本田技研工業株式会社, カヤバ工業株式会社
  • 特開昭63-64888号公報(第3〜4頁、図)
  • 操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-115440   出願人:本田技研工業株式会社
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審査官引用 (6件)
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