特許
J-GLOBAL ID:200903077192448407

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-103590
公開番号(公開出願番号):特開2003-293890
出願日: 2002年04月05日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 ノズルボディのシートにニードルが強く押し付けられて摩耗が発生し、ノズルの有効シート面積が変化すると、ニードルの開弁圧力が変化するが、従来では開弁圧力が変化する部分は、圧力制御室の圧力低下が穏やかな部分であったため、噴射タイミングが敏感に変化してしまう。【解決手段】 出口オリフィス18を開閉するボール弁23に、出口オリフィス18に差し込まれる流量調整ピン28を設け、さらにその流量調整ピン28の下側に平面部28aを設けた。これにより、ボール弁23のリフト量が所定リフト量Lに達するまでは圧力制御室16の圧力低下が穏やかになり、リフト量が所定リフト量Lより大きくなると、圧力制御室16の圧力低下が急激になる。これによって圧力低下が急激な部分に噴射タイミングが設定されるため、ノズルの有効シート面積が変化しても、噴射タイミングが敏感に変化しなくなる。
請求項(抜粋):
入口オリフィスを介して高圧燃料が供給される圧力制御室と低圧側とを連通させる出口オリフィスが設けられたオリフィスプレートと、前記出口オリフィスを開閉する開閉弁体を備えた電磁弁と、燃料を噴射する噴孔を備えたノズルボディと、前記圧力制御室の燃料圧力に応じて変位して前記噴孔を開閉するニードルと、を備える燃料噴射弁において、前記開閉弁体には、少なくとも前記開閉弁体が前記オリフィスプレートに着座する時に前記出口オリフィス内に挿入され、前記開閉弁体のリフト量が所定量増加してから、前記出口オリフィス内に形成される燃料通過面積を小さい面積から大きな面積に変化させる流量調整ピンが設けられていることを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (3件):
F02M 47/00 ,  F02M 51/06 ,  F02M 61/10
FI (7件):
F02M 47/00 B ,  F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 F ,  F02M 47/00 P ,  F02M 51/06 Z ,  F02M 61/10 D ,  F02M 61/10 E
Fターム (14件):
3G066AA07 ,  3G066AC09 ,  3G066AD12 ,  3G066BA43 ,  3G066BA51 ,  3G066CC05T ,  3G066CC08U ,  3G066CC14 ,  3G066CC63 ,  3G066CC68U ,  3G066CC70 ,  3G066CE13 ,  3G066CE22 ,  3G066DA04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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