特許
J-GLOBAL ID:200903045912227544
蓄圧式燃料噴射装置及びその蓄圧室内圧力低減方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-341610
公開番号(公開出願番号):特開平11-173192
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 ディーゼル機関の蓄圧式燃料噴射装置において、蓄圧室内圧力(コモンレール圧力)の過上昇を確実に防止する。【解決手段】 ディーゼル機関の運転状態に応じて、高圧ポンプ5からコモンレール3に燃料を圧送させると共に、機関の回転に同期したタイミングでインジェクタ1の電磁弁1aを開閉駆動することにより、コモンレール3内の高圧燃料を機関の気筒へ噴射供給する蓄圧式燃料噴射装置において、所定の減圧条件が成立すると、インジェクタ1の電磁弁1aをノズルニードル37が開弁するに至る遅延時間よりも短い時間幅で開弁駆動する空打ち駆動を、機関の回転に非同期の一定時間毎に行うことにより、コモンレール3からインジェクタ1の制御室43に流入する高圧燃料を燃料タンク9へ溢流させて、コモンレール圧力を低下させる。この結果、低回転時でもコモンレール圧力を素早く低下させることができる。
請求項(抜粋):
燃料供給ポンプから圧送されてくる燃料を高圧状態で蓄える蓄圧室と、該蓄圧室から第1流路を介して供給される燃料の圧力により内部の弁体が開弁して、該燃料をディーゼル機関の気筒に噴射する噴射部,前記蓄圧室から第2流路を介して供給される燃料の圧力により前記弁体を閉弁させる駆動部,及び前記蓄圧室から前記駆動部に供給される燃料を、自らが開弁駆動されることで燃料系の低圧側へ溢流させる電磁弁を有し、前記電磁弁の開弁駆動に伴い前記弁体が開弁するよう構成されたインジェクタとを備え、前記ディーゼル機関の運転状態に応じて、前記燃料供給ポンプに燃料を圧送させると共に、前記インジェクタの電磁弁を前記ディーゼル機関の回転に同期して駆動制御することにより、前記ディーゼル機関に燃料を噴射供給する蓄圧式燃料噴射装置において、前記ディーゼル機関の運転状態に基づき、前記蓄圧室内の燃料圧力を低下させるべき減圧条件が成立しているか否かを判定する条件成立判定手段と、前記インジェクタの電磁弁を前記弁体が開弁するに至る遅延時間よりも短い時間幅で開弁駆動することにより、前記蓄圧室からの高圧燃料を前記低圧側へ溢流させる減圧手段と、前記条件成立判定手段により前記減圧条件が成立していると判定されると、前記減圧手段を予め設定された一定時間毎に作動させて、前記蓄圧室内の燃料圧力を低下させる減圧実行手段と、を備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (6件):
F02D 41/12 395
, F02D 41/12 380
, F02M 37/00
, F02M 47/00
, F02M 55/02 350
, F02M 55/02
FI (6件):
F02D 41/12 395
, F02D 41/12 380 Z
, F02M 37/00 C
, F02M 47/00 F
, F02M 55/02 350 E
, F02M 55/02 350 U
引用特許: