特許
J-GLOBAL ID:200903077399725281

スクロール流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004693
公開番号(公開出願番号):特開平8-193581
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【構成】非旋回スクロール部材2が軸方向に可動なスクロール流体機械において、ストッパ部材7の非旋回スクロール部材2の支持面である非旋回基準面2uを内径側に広げた。また、スラスト部材9が軸方向に可動なスクロール流体機械において、ストッパ部材の形状を単純化した。また、スラスト部材9の背面空間に油を導入することによりスラスト部材9の軸方向の移動距離を抑制した。【効果】高信頼性,高効率で量産性に優れたスクロール流体機械を提供できる。
請求項(抜粋):
ケーシングに対して自転を伴わずに旋回運動する旋回スクロール部材と,鏡板と,前記鏡板に立設するスクロールラップとを有し、旋回運動面に垂直な方向である軸方向の平行移動は可能だがその他の方向の平行移動と全ての回転移動がほぼ不可能な非旋回スクロール部材をかみ合わせて圧縮室を形成するポンプ部と,前記旋回スクロール部材の旋回運動を実現する駆動部からなり、前記旋回スクロール部材の前記鏡板で前記スクロールラップを立設しない旋回背面と対向してスラスト軸受を形成し前記ケーシングに対して固定配置するスラスト部材と,前記軸方向において前記非旋回スクロール部材を前記スラスト部材へ接近させる向きの接近力と,前記軸方向において前記非旋回スクロール部材と前記スラスト部材の最小距離を規定する距離規定機構を有するスクロール流体機械において、前記距離規定機構を、前記非旋回スクロール部材において前記非旋回スクロール部材の前記スクロールラップの歯底と同じ向きの非旋回基準面を設け、前記スラスト部材において前記非旋回基準面から前記非旋回スクロールの歯底より歯先へ向かう向きへ0より大きい距離だけ離れた位置に前記スラスト軸受側のスラスト基準面を設け、前記ケーシングに対し固定配置し前記スラスト基準面と前記非旋回基準面の間にはさみ込んだストッパ部材により構成し、前記非旋回基準面と対向する前記ストッパ部材の非旋回対向面における前記スクロールラップの挿入孔を前記旋回スクロール部材が通り抜け不可能な大きさに設定することを特徴とするスクロール流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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