特許
J-GLOBAL ID:200903077528963097

液晶に微少に傾斜した垂直配列を導入する方法、液晶電気光学素子及び液晶ライトバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-274087
公開番号(公開出願番号):特開平8-136932
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、一工程の無機材料の斜方蒸着によって液晶層に微小に傾斜した垂直配向を導入する方法を提供し、さらに、この方法を応用することによって、信頼性の高い液晶電気光学素子或いは液晶ライトバルブを提供する事にある。【構成】 図1に、本発明の一工程の無機材料の斜方蒸着によって液晶層に微小に傾斜した垂直配向を導入する方法の例を示す。配向膜は一工程の斜方蒸着によって形成され、その基板に対して平行方向からみた入射角は45度以上70度以下に、成膜時に蒸発源から基板と等距離に垂直方向に設置した膜厚計によって計測した膜厚が20nm以上500nm以下となるように制御される。液晶電気光学素子或いは液晶ライトバルブは、上記の配向膜を用いる。
請求項(抜粋):
一対の基板間に液晶を挟持してなる液晶素子であって、液晶層と隣接する界面に配向膜が形成されてなり、該配向膜は無機物を基板の法線方向から傾斜した一定の方向から真空蒸着によって形成され、該配向膜の形成される条件は基板に平行な方向からみた入射角ψ(度)が45度以上70度以下であり、且つ成膜時に蒸発源から基板と等距離に垂直方向に設置した膜厚計によって計測した膜厚d(nm)が20以上500以下であることを特徴とする、液晶に微少に傾斜した垂直配列を導入する方法。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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