特許
J-GLOBAL ID:200903077588506744

光学マルチプレクサと光学ディマルチプレクサを有する光学デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-304355
公開番号(公開出願番号):特開平11-202152
出願日: 1998年10月26日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 DWDMがADMの構成内でカスケード接続されている場合に個々のパスバンドの伝送特性を改善すること。【解決手段】 本発明の光学デバイスは、直列に接続された光学マルチプレクサと光学ディマルチプレクサとからなる。マルチプレクサの複数のパスバンドの中心波長はディマルチプレクサのそれの中心波長に等しい。光学デバイスの伝送特性は、対応するパスバンドのエッジを互いに補いあう。ディマルチプレクサのパスバンドのエッジにおいては、伝送ゲインは波長が中央波長から離れるにつれて減少するが、一方マルチプレクサの伝送ゲインはそれを補うように増加しその結果カスケード接続されたディマルチプレクサ/マルチプレクサのパスバンドは、個々のパスバンドのいずれよりもより平坦となる。
請求項(抜粋):
直列に接続した光学マルチプレクサ(300)と光学ディマルチプレクサ(200)を有する光学デバイス(100)において、前記マルチプレクサ(300)は、前記ディマルチプレクサ(200)のパスバンドに対応する複数のパスバンドを有し、各パスバンドは、中心波長と波長にしたがって変化する伝送ゲインと一対のバンドエッジの波長間で測定されたバンド幅を有し、前記伝送ゲインは、その中心波長における伝送ゲイン以下の固定量であり、前記対応するパスバンドは、ディマルチプレクサのパスバンドの1つとマルチプレクサのパスバンドの1つとを有しその中心波長λc は互いに等しく、一対の対応するパスバンド内の前記パスバンド(20)の1つは、広いバンド幅(Bm) を有する他のパスバンドよりも狭いバンド幅(Bd) を有し、前記広いバンド幅は、狭いパスバンドの伝送特性と共働する伝送特性を有し、これにより狭いパスバンドのバンド幅よりも広いバンド幅を有する合成パスバンド(50)を生成することを特徴とする光学マルチプレクサとディマルチプレクサを有する光学デバイス。
IPC (2件):
G02B 6/293 ,  G02B 6/12
FI (2件):
G02B 6/28 B ,  G02B 6/12 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 周波数ルーティング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-127590   出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション
  • 光波長合分波器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-255345   出願人:日立電線株式会社
  • 光波長多重伝送方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-231328   出願人:富士通株式会社

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