特許
J-GLOBAL ID:200903077875760104
鋼板欠陥検査装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
堀口 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-342557
公開番号(公開出願番号):特開2008-151744
出願日: 2006年12月20日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】本発明は、表面及び表層に発生する欠陥、内部に発生する欠陥、及び穴欠陥の種類を識別することが可能な鋼板欠陥検査装置を提供することを目的とする。【解決手段】薄鋼板1の表面側から異なる距離で離間させて幅方向に備えられるアレイ型磁気センサ2aとアレイ型磁気センサ2bとから成る表面磁気センサ2と、表面磁気センサ2から所定の距離で離間させ、薄鋼板の裏面側から異なる距離で離間させて幅方向に備えられるアレイ型磁気センサ3aとアレイ型磁気センサ3bとから成る薄鋼板の裏面磁気センサ3と、アレイ型磁気センサ2a乃至3bからの出力信号を予め設定される判定レベルと比較して、欠陥の有無を判定する欠陥判定部4と、判定された欠陥信号の検出パターンを、欠陥種類判定アルゴリズムで判定する欠陥種類判定部5とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
薄鋼板を走行方向に磁化し、この薄鋼板の欠陥部によって生ずる漏洩磁束を、磁気検出素子を前記薄鋼板の幅方向に複数配列して成るアレイ型磁気センサで検出し、前記薄鋼板の欠陥の種類を判定する鋼板欠陥検査装置であって、
前記薄鋼板の表面側から異なる距離で離間させて幅方向に備えられる第1のアレイ型磁気センサと第2のアレイ型磁気センサとから成る当該薄鋼板の表面側に設けられる表面磁気センサと、
前記薄鋼板の移動方向において、前記表面磁気センサから所定の距離で離間させ、前記薄鋼板の裏面側から異なる距離で離間させて幅方向に備えられる第3のアレイ型磁気センサと第4のアレイ型磁気センサとから成る当該薄鋼板の裏面側に設けられる裏面磁気センサと、
前記第1のアレイ型磁気センサ乃至前記第4のアレイ型磁気センサからの出力信号を予め設定される判定レベルと比較して、欠陥の有無を判定する欠陥判定部と、
前記欠陥判定部で検出された前記第1のアレイ型磁気センサ乃至前記第4のアレイ型磁気センサの4つの欠陥信号の検出パターンを、予め設定された欠陥種類判定アルゴリズムで判定し、欠陥の種類を判定する欠陥種類判定部と
を備え、
前記欠陥判定部で検出された欠陥信号が前記薄鋼板の内部欠陥、表面欠陥、裏面欠陥、または穴欠陥のいずれかであることを判定するようにしたことを特徴とする鋼板欠陥検査装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
2G017AA05
, 2G017CA17
, 2G017CB03
, 2G017CB23
, 2G053AA11
, 2G053AB22
, 2G053BA03
, 2G053BA15
, 2G053BB03
, 2G053BC14
, 2G053CA01
, 2G053DA01
, 2G053DB02
引用特許:
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