特許
J-GLOBAL ID:200903077889872290

圧力応動弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-265861
公開番号(公開出願番号):特開2001-090853
出願日: 1999年09月20日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 軸部と軸受部間の隙間への異物噛み込みによる弁体の作動不良と、閉弁時の漏れをともに防止可能にする。【解決手段】 弁体70は、弁座47よりも大径の本体部70aと、弁座47に向かって凸形状の弁部70bと、反弁座47方向に延びる軸部70cとを備えている。そして、弁部70bの凸形状先端部Aが両流体通路6、46の境界部に位置するときに、凸形状先端部Aが弁座47の開口範囲内に位置するように、弁体70の開弁時の最大傾きを規制する。これにより、弁体70が閉弁方向に移動する際、弁部70bは弁座47に案内されて弁部70bの先端(中心部)が弁座47の中心部側に案内され、閉弁時の漏れを防止できる。また、弁体70の姿勢保持用の軸受部を不要にすることができ、異物噛み込みによる弁体70の作動不良を防止できる。
請求項(抜粋):
第1流体通路(6)およびこの第1流体通路(6)よりも通路面積が大きい第2流体通路(46)を内部に有する弁ハウジング(40、48)と、前記両流体通路(6、46)の境界部で前記弁ハウジング(40、48)に形成された円形の弁座(47)と、前記第2流体通路(46)中に配置され、かつ前記弁座(47)に接離して前記両流体通路(6、46)間を開閉する弁体(70)と、この弁体(70)を閉弁方向に付勢するスプリング(71)とを備え、前記両流体通路(6、46)を流れる流体の圧力と前記スプリング(71)の付勢力とに応じて前記弁体(70)が作動する圧力応動弁(7)において、前記弁体(70)は、前記弁座(47)よりも大径の本体部(70a)と、この本体部(70a)から前記弁座(47)に向かって凸形状に形成された弁部(70b)と、前記本体部(70a)から反弁座(47)方向に延びる軸部(70c)とを備え、前記本体部(70a)および前記軸部(70c)と前記弁ハウジング(40、48)との当接により、前記弁体(70)の開弁時の最大傾きを規制し、かつ、前記弁部(70b)の凸形状先端部(A)が前記両流体通路(6、46)の境界部に位置するときに、前記凸形状先端部(A)が前記弁座(47)の開口範囲内に位置するように構成したことを特徴とする圧力応動弁。
IPC (2件):
F16K 17/00 ,  B60H 1/08 611
FI (2件):
F16K 17/00 ,  B60H 1/08 611 F
Fターム (13件):
3H059AA06 ,  3H059AA07 ,  3H059BB04 ,  3H059BB36 ,  3H059CA02 ,  3H059CA19 ,  3H059CC06 ,  3H059CD05 ,  3H059CF14 ,  3H059EE12 ,  3H059FF07 ,  3H059FF15 ,  3H059FF16
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • 蓄圧式燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-132496   出願人:トヨタ自動車株式会社

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