特許
J-GLOBAL ID:200903077912532079
ウェビング巻取装置及び車両
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-078408
公開番号(公開出願番号):特開2001-260812
出願日: 2000年03月21日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造で、ウェビングの引出しを許容してエネルギを吸収する過程でフォースリミッタ荷重を減少できるウェビング巻取装置及び車両を得る。【解決手段】 スプール14は、一端部をロック可能なトーションバー22に連結されると共にピニオン32に連結され、その近傍にラック40及び一方向クラッチ50を設けたピストン38が配置されている。車両急減速時にピストン38が駆動されるとピニオン32を介してスプール14が回転され、ウェビング26の緩みが除去される。その後ウェビング引張力が作用すると、トーションバー22の捩り荷重及び一方向クラッチ50の抵抗荷重がフォースリミッタ荷重として作用する。スプール14がさらに回転されるとピニオン32とラック40との係合が解かれる。このため、簡単な構造でフォースリミッタ荷重を減少できる。
請求項(抜粋):
ウェビングが巻取り引出しされる筒状のスプールと、前記スプールの一端側に前記スプールと同軸的でかつ相対回転可能に設けられたロックベースと、前記ロックベースに接続して設けられ、所定の加速度が検知された際にフレームに係合して前記ロックベースのウェビング引出方向回転を阻止するロック手段と、前記スプール内に前記スプールと同軸的に設けられ、一端が前記スプールに連結されると共に他端が前記ロックベースに連結され、通常は前記スプールと前記ロックベースとを一体に回転させ、前記ロック手段による前記ロックベースのウェビング引出方向回転阻止状態ではウェビング引張力により捩じれながら前記スプールを前記ロックベースに対してウェビング引出方向へ相対回転させるトーションバーと、前記スプールに係合可能に設けられたピストンと、前記フレームに固定され前記ピストンが挿入されたシリンダと、前記シリンダに連通され前記シリンダ内にガスを供給可能なガス供給手段と、を有し、車両急減速時には前記ガス供給装置が作動され、前記ピストンが前記シリンダ内でスライド移動することにより前記スプールを強制的に回転させて前記ウェビングを乗員拘束方向へ緊張させるプリテンショナ機構と、を備えたウェビング巻取装置において、前記シリンダ内に設けられ、前記プリテンショナ機構が作動された後、前記スプールが前記ウェビング引出方向へ回転される際には前記ピストンと前記シリンダとの相対移動に伴う抵抗力を生じさせる抵抗手段を備えたことを特徴とするウェビング巻取装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
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シートベルト用リトラクターのプリテンショナー
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-245459
出願人:日本精工株式会社
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ウエビング巻取装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-184874
出願人:株式会社東海理化電機製作所
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力制限装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-299856
出願人:ティーアールダブリュオキュパントリストレイントシステムズゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツングウントコンパニーコマンデイトゲゼルシャフト
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