特許
J-GLOBAL ID:200903077929857001
同期電動機の制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
児玉 俊英
, 大岩 増雄
, 竹中 岑生
, 村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-332996
公開番号(公開出願番号):特開2004-173340
出願日: 2002年11月18日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】低圧方式のサイリスタ始動装置の大容量化に伴い、回路に変圧器を接続し同期電動機の始動時、変圧器をバイパスして電力を供給し、逆変換回路として負荷転流形、強制転流形の2種類を用いている。しかしその出力電流は矩形波のため電動機のトルクリップルが大きく、また電源高調波電流が大きいという問題点を解消するため、高調波電流の少ない電力変換器制御回路とし電動機のトルクリップルを低減する。【解決手段】第1、第2の電力変換器を並列に設け、変圧器を接続しない第1の回路で起動し、第2の回路で昇圧した電力を供給し、第1、第2の逆変換器のキャリア周波数の位相を互いにずらせる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電力変換装置とその制御装置とを備えた同期電動機の制御システムであって、前記電力変換装置には、並列に設けられた第1、第2の電力変換器を有しているとともに、
前記第1、第2の電力変換器の出力につながる出力変圧器と第2の遮断器とを有する第2の回路と、前記第1の電力変換器の出力につながる第1の遮断器を有する第1の回路とを備え、前記第1、第2の回路を介して前記同期電動機が設けられており、前記制御装置には、制御演算器と前記第1、第2の電力変換器の逆変換回路を制御する第1、第2のゲート信号発生器と、前記第1、第2のゲート信号発生器にキャリア周波数の位相信号を出力する第1、第2の位相設定値発生器が設けられており、前記制御装置に設けられた運転指令接点が外部信号によりONすると、前記第1の回路の第1の遮断器がONして前記制御演算器の出力するPWM電圧指令値が、前記第1のゲート信号発生器を介し前記第1の電力変換器の逆変換回路を制御し、その出力が前記第1の回路を経て前記同期電動機を起動し、所定時間経過後外部信号により前記第1の回路の第1の遮断器がOFFすると、前記第2の回路の第2の遮断器がONするとともに、前記第1、第2のゲート信号発生器には、前記制御演算器のPWM電圧指令値に加え前記第1、第2の位相設定値発生器の出力信号および前記第2の回路に接続して設けられた電圧検出器の出力信号を受けて前記同期電動機の電圧位相を検出するPLL回路の出力信号がそれぞれ入力されて前記第1、第2の電力変換器の逆変換回路を制御し、その出力が前記第2の回路を経て前記同期電動機に電力を供給するものであり、さらに前記第1、第2の位相設定値発生器の出力するキャリア周波数の位相が互いに異なっていることを特徴とする同期電動機の制御システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
5H576BB04
, 5H576DD02
, 5H576DD05
, 5H576EE11
, 5H576FF01
, 5H576GG02
, 5H576GG04
, 5H576HB01
, 5H576HB05
, 5H576LL01
, 5H576LL22
, 5H576LL24
引用特許:
前のページに戻る