入浴介護用椅子

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：武石靖彦 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-119057
公開番号（公開出願番号）：特開2001-299864
出願日： 2000年04月20日
公開日（公表日）： 2001年10月30日
要約：

【要約】【目的】身体障害者等が座った状態で入浴するのに適した介護用椅子を提供する。【解決手段】筒状のガイド支柱1が、浴槽の底面に対して垂直に位置するように支柱支持部7により支持され、この支柱の内部空洞にはピストン体2が挿入されており、このピストン体2は、ガイド支柱の下部側にある給排水口6に水道水を供給した際に上方へ移動し、内部空洞内の水を排出した際には下降する。そして、ガイド支柱の上方から覆い被さるようにして設けられた昇降部材3は、ピストン体の昇降に応じて上下動可能で、かつピストン体の中心軸を軸として旋回可能であり、この昇降部材に対して椅子部4が取り外し可能に固定される。ピストン体と昇降部材の当接部分には、昇降部材の旋回を容易にするための合成樹脂製のスラストベアリングを設けることが好ましい。

請求項（抜粋）：

浴槽内に設置され、介護を必要とする人が座った状態で入浴可能な入浴介護用椅子であって、前記入浴介護用椅子においては、上方が開口した実質的に筒状のガイド支柱1が、当該ガイド支柱1の下側部分に設けられた支柱支持部7によって、浴槽の底面に対して垂直に位置するように安定して支持されており、前記ガイド支柱1の内部空洞にはピストン体2が挿入されていること、前記ピストン体2が、前記ガイド支柱1の下部側に設けられた給排水口6に家庭用水道水を供給した際に、前記内部空洞へ流れ込んだ水道水の圧力によって上方へ移動可能で、当該内部空洞に充填された水を排水した際には当該ピストン体2が下降するようになっていること、前記ガイド支柱1の外径よりもひと回り大きな内径の筒状部を有する昇降部材3が、当該ガイド支柱1の上方から覆い被さるようにして設けられており、前記昇降部材3が、前記ピストン体2の昇降に応じて前記ガイド支柱1に沿って上下動可能で、しかも、当該ピストン体2の中心軸を軸として旋回可能な状態でピストン体2と当接していること、及び、介護を必要とする人が安定して座るのに適した形状を有する椅子部4が、前記昇降部材3に対して取り外し可能に固定されていることを特徴とする入浴介護用椅子。

IPC (4件)：

A61H 33/00 310 , A47C 3/30 , A47C 7/02 , A61G 5/00 507

FI (4件)：

A61H 33/00 310 M , A47C 3/30 , A47C 7/02 Z , A61G 5/00 507

Fターム (7件)：

3B091LA01 , 4C094BB07 , 4C094BC25 , 4C094CC03 , 4C094DD14 , 4C094EE20 , 4C094GG02

引用特許：

審査官引用 (7件)

バスリフト
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-341495 出願人：株式会社島津製作所
特開平3-125042
入浴補助装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-088444 出願人：吉田隆也

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