特許
J-GLOBAL ID:200903078003562896
磁気特性及び被膜特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-018026
公開番号(公開出願番号):特開2003-213338
出願日: 2002年01月28日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 焼鈍分離剤の主剤であるマグネシアの改良により、磁気特性、被膜特性に優れた方向性電磁鋼板を製造する方法を提案する。【解決手段】 Si:2.0〜4.0mass%を含有する方向性電磁鋼板の製造方法において、最終仕上焼鈍前に塗布する焼鈍分離剤中には、クエン酸活性度が35〜100秒、平均粒径が0.30〜4.50μmであり、CaO:0.20〜0.90mass%、SO3:0.02〜0.75mass%、F:0.002〜0.060mass%、B:0.03〜0.2mass%を含有したマグネシアの粉体を含み、かつ、この焼鈍分離剤中にはまた、下記式;0.005≦〔Cl〕≦0.06、0.001≦0.5〔Br〕+0.3〔I〕≦0.05、0.008≦〔Cl〕+0.5〔Br〕+0.3〔I〕≦0.08の関係を満足するCl,BrおよびIを含有させる。
請求項(抜粋):
Si:2.0〜4.0mass%を含有する鋼スラブを加熱後、熱間圧延し、1回又は中間焼鈍を挟む複数回の冷間圧延により最終板厚とし、次いで、一次再結晶焼鈍の後、鋼板表面にマグネシアを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上焼鈍を行う一連の工程よりなる方向性電磁鋼板の製造方法において、該焼鈍分離剤中には、クエン酸活性度が35〜100秒、平均粒径が0.30〜4.50μmであり、CaO:0.20〜0.90mass%、SO3:0.02〜0.75mass%、F:0.002〜0.060mass%、B:0.03〜0.2mass%を含有したマグネシアの粉体を含み、かつ、この焼鈍分離剤中にはまた、下記式;0.005≦〔Cl〕≦0.06、0.001≦0.5〔Br〕+0.3〔I〕≦0.05、0.008≦〔Cl〕+0.5〔Br〕+0.3〔I〕≦0.08の関係を満足するCl,BrおよびIを含有することを特徴とする、磁気特性及び被膜特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 501
, C22C 38/00 303
, C22C 38/60
, H01F 1/18
FI (4件):
C21D 9/46 501 B
, C22C 38/00 303 U
, C22C 38/60
, H01F 1/18
Fターム (15件):
4K033AA02
, 4K033FA02
, 4K033HA01
, 4K033HA03
, 4K033JA07
, 4K033LA01
, 4K033RA04
, 4K033TA02
, 5E041AA02
, 5E041BC01
, 5E041BC08
, 5E041CA02
, 5E041HB14
, 5E041NN01
, 5E041NN05
引用特許:
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