特許
J-GLOBAL ID:200903078327959918
硬化ピストン周溝を備えた往復動内燃機関におけるピストン
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-501215
公開番号(公開出願番号):特表2008-533373
出願日: 2006年03月14日
公開日(公表日): 2008年08月21日
要約:
ピストン上部(1)が複数のピストン周溝(4)とピストンランドとを備えて形成され、その少なくとも燃焼室近くの最上位周溝(4a)が、摩耗に対して防護された硬化溝フランク(5a、5b)を有している、窒化物形成性基合金から成る往復動内燃機関におけるピストンにおいて、ピストン上部(1)特にその最上位ピストン周溝が延長された運転寿命を有するように改良するために、摩耗に対して防護された硬化溝フランクとピストンランドを有するピストン上部(1)の少なくとも外側面に、窒化層の形態をした他の摩耗・腐食防護層(7)が設けられ、この摩耗・腐食防護層(7)が、窒素雰囲気内ないし窒素・炭素雰囲気内におけるプラズマ窒化法あるいはプラズマニトロ浸炭法による窒化物形成性基合金の転換によって発生され、これにより、硬化溝フランクが窒化層(7)で追加的に防護されている。
請求項(抜粋):
複数のピストン周溝(4)を有するピストン上部(1)を備え、前記ピストン周溝のうちの少なくとも燃焼室近くの最上位周溝(4a)が、境界層(6)により摩耗に対して防護され硬化された溝フランク(溝壁、5a、5b)を有している窒化物形成性基合金から成る往復動内燃機関におけるピストンにおいて、
摩耗に対して防護された周溝(4a、b、c)を有するピストン上部(1)の少なくとも外側面に、更に窒化層の形態をした他の摩耗・腐食防護層(7)が設けられ、該摩耗・腐食防護層(7)が、窒素雰囲気内ないし窒素・炭素雰囲気内におけるプラズマ窒化法あるいはプラズマニトロ浸炭法による窒化物形成基合金の転換によって発生され、これにより、硬化溝フランク(5a、b)が窒化層(7)で追加的に防護されていることを特徴とする往復動内燃機関におけるピストン。
IPC (5件):
F02F 3/00
, C23C 8/36
, F02F 3/10
, F16J 9/00
, F16J 1/02
FI (7件):
F02F3/00 N
, C23C8/36
, F02F3/00 G
, F02F3/10 B
, F02F3/00 R
, F16J9/00 A
, F16J1/02
Fターム (7件):
3J044AA02
, 3J044BA03
, 3J044BB06
, 3J044BC03
, 3J044DA09
, 4K028BA02
, 4K028BA03
引用特許:
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