特許
J-GLOBAL ID:200903078357852719

チップ型サーミスタ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-121026
公開番号(公開出願番号):特開平5-283207
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】ガラス被覆型のチップ型サーミスタの素体の角部の欠け易い点を改善し、また、形成される端子電極の相違によって抵抗値が影響を受けないようにする。【構成】内部電極を内装したサーミスタ素体チップを研磨し、角隅部及び稜線部分の角部を丸くしてからガラス被膜を形成し、ついで電極材料ペースト塗膜を焼付ける際、その焼付け温度よりガラスの作業点温度を低くすると、ガラスは流動化し、電極材料と混在化し、内部電極と接続できる。これにメッキを施して端子電極を形成する。【効果】端子電極は内部電極と接続され、内部電極間の距離により抵抗値は定まるのでそのバラツキを少なくできる。チップ型サーミスタには尖った部分がなく、欠けにくく、メッキも障害なく行えるので、高精度、高信頼性のチップ型サーミスタを提供できる。
請求項(抜粋):
少なくとも一対の離間した内部電極を内装するとともに角部に丸みを有するサーミスタ素体と、このサーミスタ素体の外周面に被覆されたガラス被膜と、上記一対の内部電極のいずれかの一端部を上記チップ状抵抗体の異なる外側面に導出してこれら外側面に形成したそれぞれの内部電極と接続した端子電極を有するチップ型サーミスタ。
IPC (2件):
H01C 7/04 ,  H01C 17/00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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