特許
J-GLOBAL ID:200903078381212470

画像符号化装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-254959
公開番号(公開出願番号):特開平11-098514
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 符号化する素材中の画像の時間的または空間的な相関が悪い部分における符号化効率を向上させて、限られた割り当て符号量に対して、画質を改善できるようにする。【解決手段】 ビデオエンコーダ制御装置24のビット配分部25は、予備的な符号化によって得られたピクチャ毎の符号化難易度を取得し、GOP内のBピクチャの符号化難易度の平均値とIピクチャの符号化難易度の比率が第1の所定値を越える区間を、Bピクチャによる予測が難しい区間として検出し、その区間内のBピクチャのうち、ピクチャの符号化難易度とそのピクチャが属するGOPのIピクチャの符号化難易度の比率が第2の所定値を越え、且つピクチャの符号化難易度が第3の所定値を越えたものについて、ピクチャタイプを、予測方向の数がより少ないフレーム間予測符号化ピクチャであるPピクチャに変更する。
請求項(抜粋):
入力画像データを、フレーム内符号化によって符号化されるべきフレーム内符号化ピクチャと、動き補償を併用し、予測方向が1方向以上のフレーム間予測符号化によって符号化されるべき1種類以上のフレーム間予測符号化ピクチャとを含む複数のピクチャタイプに分け、入力画像データをピクチャ毎にピクチャタイプに応じた符号化方法によって符号化して、符号化データと動き補償のための動きベクトルデータとを生成する符号化手段と、この符号化手段によって符号化を行う前のピクチャの符号化の難易度を表す符号化難易度を取得し、この符号化難易度に基づいて、少なくとも1種類のフレーム間予測符号化ピクチャに関して、符号化難易度が所定の条件を満たすか否かを判断し、符号化難易度が所定の条件を満たす場合に、ピクチャタイプをフレーム内符号化ピクチャまたは予測方向の数がより少ないフレーム間予測符号化ピクチャに変更させるように、前記符号化手段を制御する符号化制御手段とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H04N 5/92
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H04N 5/92 H
引用特許:
審査官引用 (4件)
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