特許
J-GLOBAL ID:200903078448371039

圧電共振部品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮▼崎▲ 主税
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-142893
公開番号(公開出願番号):特開2000-332566
出願日: 1999年05月24日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 圧電振動部の振動を妨げないための空隙を確実に確保でき、リフロー時等の温度変化に起因する応力による特性変動が生じ難く、接着剤層に起因する外部電極の断線が生じ難い、信頼性に優れた圧電共振部品を得る。【解決手段】 圧電振動部が構成された圧電基板2の両面に接着剤を介して外装基板3,4を積層し、積層体の外表面に外部電極を形成してなる圧電共振部品を得るにあたり、接着剤として、硬化後のショア硬さがD60以下の柔らかい接着剤からなり、積層体側面の外部電極形成部分には露出しないように形成された第1層24と、ショア硬さがD60を超える硬い接着剤からなる第2層25と、ショア硬さがD60を超え、かつ硬化前の25°Cにおける粘度が3.0×105 mPas以上の接着剤からなり、積層体の外部電極形成側面部分と第1層24との間に配置された第3層23とを有するように構成してなる、圧電共振部品。
請求項(抜粋):
対向し合う第1,第2の主面に励振電極が形成された圧電基板と、前記圧電基板の第1,第2の主面にそれぞれ積層された第1,第2の外装基板と、前記圧電基板の第1,第2の主面と第1,第2の外装基板をそれぞれ接合している第1,第2の接着剤層と、前記圧電基板、第1,第2の外装基板及び第1,第2の接着剤層からなる積層体の側面に形成された複数の外部電極とを備え、前記第1,第2の接着剤層が、硬化後のショア硬さがD60以下の柔らかい接着剤からなり、積層体側面の外部電極形成部分には露出しないように形成された第1層と、硬化後のショア硬さがD60を超える硬い接着剤からなる第2層と、硬化後のショア硬さがD60を超え、かつ硬化前の25°Cにおける粘度が3.0×105 mPas以上の接着剤からなり、かつ前記積層体の外部電極が形成される側面部分と前記第1層との間に配置された第3層とを有し、第2層が第1層及び第3層に積層されていることを特徴とする、圧電共振部品。
IPC (4件):
H03H 9/17 ,  H03H 3/02 ,  H03H 9/13 ,  H03H 9/205
FI (4件):
H03H 9/17 A ,  H03H 3/02 B ,  H03H 9/13 ,  H03H 9/205
Fターム (14件):
5J108AA01 ,  5J108AA07 ,  5J108BB02 ,  5J108BB04 ,  5J108CC04 ,  5J108DD01 ,  5J108DD06 ,  5J108EE03 ,  5J108GG03 ,  5J108GG08 ,  5J108GG16 ,  5J108GG18 ,  5J108JJ02 ,  5J108MM03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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