特許
J-GLOBAL ID:200903078460321713

音声圧縮符号化方法および音声圧縮符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-258833
公開番号(公開出願番号):特開平10-111700
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 CELP方式の符号化の過程において,演算量を削減すると共に,メモリ量の低減を図れる音声圧縮符号化方法および音声圧縮符号化装置を提供する。【解決手段】 雑音源情報を抽出・符号化する際に,フレームまたはサブフレームからピッチ情報およびスペクトル包絡情報から生成されるピッチ成分音声を除いた成分である二次誤差信号を抽出し,符号化することによって雑音源情報の抽出・符号化を行う。
請求項(抜粋):
アナログ音声波形を入力してディジタル音声波形に変換する第1の工程と,前記ディジタル音声波形を所定の符号化方式で符号化する第2の工程と,前記符号化された音声波形を蓄積する第3の工程と,前記蓄積されたディジタル音声波形を取り出して復号化する第4の工程と,前記復号化されたディジタル音声波形をアナログ音声波形に変換する第5の工程と,を有する音声圧縮符号化方法において,前記第2の工程が,前記ディジタル音声波形をフレームまたはサブフレームと呼ばれる単位に分割するフレーム分割工程と,前記分割したフレームまたはサブフレームの単位のそれぞれについて,スペクトル包絡を表すスペクトル包絡情報,ピッチ情報および音源情報である雑音源情報を抽出し,符号化する抽出・符号化工程と,を含み,前記第4の工程が,符号化された前記スペクトル包絡情報,ピッチ情報および雑音源情報を復元する復元工程と,前記復元した雑音源情報およびピッチ情報から励振源信号を生成する励振源信号生成工程と,前記励振源信号と前記復元したスペクトル包絡情報から合成音声を生成する合成音声生成工程と,を含み,さらに,前記抽出・符号化工程が,前記雑音源情報を抽出・符号化する際に,前記フレームまたはサブフレームから前記ピッチ情報および前記スペクトル包絡情報から生成されるピッチ成分音声を除いた成分である二次誤差信号を抽出し,符号化することによって前記雑音源情報の抽出・符号化を行うことを特徴とする音声圧縮符号化方法。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  H03M 7/30
FI (3件):
G10L 9/14 J ,  G10L 9/14 H ,  H03M 7/30 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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