特許
J-GLOBAL ID:200903078605233699

電解水生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-095276
公開番号(公開出願番号):特開平7-299457
出願日: 1994年05月09日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 電気分解に用いられる塩水のpHを所定範囲内に維持して、期待どおりの成分濃度及び機能を有する電解水を電気分解によって得ること。【構成】電解槽本体13の内部を塩水室A、陽極室B及び陰極室Cに分離し、塩水室Aに塩水タンク20から食塩水を循環供給して両電極14,15間で電気分解し、陽極室B及び陰極室Cから酸性水及びアルカリ性水を取り出す。塩水タンク20にはpHセンサ24が設けられており、このpHセンサ24からの検出信号に基づき制御回路50が酸性水供給バルブ38あるいはアルカリ性水供給バルブ39を制御して酸性水あるいはアルカリ性水を塩水タンク20内に供給し、同タンク20内の食塩水のpHを所定範囲内に維持する。
請求項(抜粋):
電解槽本体と、この電解槽本体の内部を中央の塩水室とその両側の陽極室及び陰極室に分離するイオン透過性の二枚の隔膜と、前記陽極室内側であって前記二枚の隔膜のうちの一方の隔膜の近傍に設けられた液体の通過が自由な陽電極と、前記陰極室内側であって前記二枚の隔膜のうちの他方の隔膜の近傍に設けられた液体の通過が自由な陰電極と、前記陽電極及び陰電極に電解用電力を供給する直流電源と、電解される塩水を貯溜する塩水タンクと、前記塩水タンクと前記塩水室とを連通して塩水の循環経路を構成する塩水導入管及び塩水導出管と、この塩水導入管及び塩水導出管のいずれか一方に設けられて前記塩水室と循環塩水タンクとの間で塩水を循環させる循環ポンプと、前記陽極室に連通された給水管及び酸性水取り出し管と、前記陰極室に連通された給水管及びアルカリ性水取り出し管とを備えた電解水生成装置において、この電解水生成装置がさらに、前記塩水タンクに貯溜されている塩水のpHを検出するpH検出手段と、前記陽極室と前記塩水タンクとを連通し陽極室にて生成された酸性水を前記塩水タンクへ供給する酸性水供給管と、前記酸性水供給管に設けられて酸性水の供給を開閉する第1開閉手段と、前記陰極室と前記塩水タンクとを連通し陰極室にて生成されたアルカリ性水を前記塩水タンクに供給するアルカリ性水供給管と、前記アルカリ性水供給管に設けられてアルカリ性水の供給を開閉する第2開閉手段と、前記pH検出手段によって検出されるpHに基づき前記第1開閉手段及び第2開閉手段を制御して酸性水あるいはアルカリ性水を前記塩水タンクに供給することにより塩水タンク内の塩水のpHを所定範囲内に維持させる電解水供給制御手段とを備えたことを特徴とする電解水生成装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭52-065182
  • 中間室を設けた純水電解槽
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-215471   出願人:澄田修生, 橋本寿正
  • 酸及びアルカリの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-099835   出願人:徳山曹達株式会社
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