特許
J-GLOBAL ID:200903078608303795

冷媒混合物を相分離させることなく天然ガスを液化する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-323337
公開番号(公開出願番号):特開平11-311480
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも一部分が炭化水素、例えば天然ガス等からなる流体または気体混合物を液化する方法および装置の提供。【解決手段】 外部冷却流体の補助によって冷却することにより少なくとも一部を凝縮し、次いで過冷却し、膨張させ、蒸発させた第1圧縮冷媒混合物M1と、外部冷却流体の補助によって冷却し、次いで第1冷却段階(I)の間に第1冷媒混合物M1を用いた熱交換によって冷却し、その後少なくとも部分的に凝縮した状態にされた第2圧縮冷媒混合物M2とを使用して、天然ガス等の気状混合物を液化する。第2の部分的に凝縮した混合物は、相分離することなく第2冷却段階(II)に送られ、完全に凝縮し、膨張し、少なくとも2段階の圧力レベルで蒸発する。過冷却された天然ガスは膨張して、発生する液化天然ガスを形成する。
請求項(抜粋):
天然ガスの液化方法であって、少なくとも、a) 第1冷媒混合物M1を用いて作動する第1冷却サイクルの補助によって、天然ガスを第1冷却ステップ(I)で-30°C未満の温度に冷却し、ここでは前記第1冷媒混合物M1が圧縮され、外部冷媒流体で冷却することによって少なくとも部分的に凝縮し、次いで過冷却され、膨張し、そして蒸発する段階と、b) 第2冷媒混合物M2を用いて作動する第2冷却サイクルの補助によって、第2冷却ステップ(II)の間に段階a)からの天然ガスを凝縮して過冷却し、ここでは前記第2冷媒混合物M2が圧縮され、外部冷媒流体によって冷却され、次いで第1冷却ステップ(I)の間に第1冷媒混合物M1を用いた熱交換によって冷却され、その後少なくとも部分的に凝縮した状態になり、前記第2の部分的に凝縮した混合物が相分離することなく第2冷却ステップ(II)に送られ、ここではその混合物が全体的に凝縮し、膨張し、そして少なくとも2段階の圧力レベルで蒸発する段階と、c) 段階b)からの前記過冷却された天然ガスが膨張して、発生した液化天然ガスを形成する段階、との組合せを含むことを特徴とする、天然ガスの液化方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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