特許
J-GLOBAL ID:200903078655911981

無容器凝固法によるバリウムチタン酸化物セラミックス材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 中村 稔 ,  大塚 文昭 ,  熊倉 禎男 ,  宍戸 嘉一 ,  今城 俊夫 ,  小川 信夫 ,  村社 厚夫 ,  西島 孝喜 ,  箱田 篤
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-284855
公開番号(公開出願番号):特開2005-053726
出願日: 2003年08月01日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】 無容器法を用いて、バリウムチタン酸化物を溶融させ、所定の温度条件で凝固させ、使用目的に応じた適正の性質を有するバリウムチタン酸化物を製造する方法を提供する。【解決手段】 BaTiO3組成を有する重さ約20mgの球状試料(BTO-C)を静電浮遊炉における溶融及び凝固を行った。試料を4.5気圧の空気雰囲気中で浮遊させ、第1実施例における急冷凝固及び溶融プロセス(約700K/secの温度勾配での試料の操作)を3回繰り返した。その後再度溶融した試料を融点直下の温度に一定時間保持した後、300K/secの速度で急冷した。青い透明なバリウムチタン酸化物凝固体が得られた。BTO-C試料の誘電率の温度依存性が示されている。大比誘電率(室温で10万以上)かつ小さい誘電損失(室温で0.1)という画期的な誘電特性が示される。更にこの誘電特性は、室温から70Kの温度範囲で緩やかに低下し、優れた温度安定性も備えている。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
無容器凝固法を用いてバリウムチタン酸化物原料を凝固させて、所定の構造のバリウムチタン酸化物セラミックス材料をする製造方法であって、 バリウムチタン酸化物からなる原料を用意し、 浮遊炉において前記原料を浮遊状態に制御し、 浮遊状態に制御した前記原料をレーザを用いて溶融させ、 前記溶融した原料を浮遊状態で凝固させる、段階とを備えたことを特徴とするバリウムチタン酸化物セラミックス材料の製造方法。
IPC (3件):
C04B35/653 ,  C01G23/00 ,  C04B35/46
FI (3件):
C04B35/60 B ,  C01G23/00 C ,  C04B35/46 D
Fターム (22件):
4G031AA04 ,  4G031AA05 ,  4G031AA06 ,  4G031AA11 ,  4G031AA32 ,  4G031BA02 ,  4G031BA09 ,  4G031BA12 ,  4G031BA16 ,  4G031CA01 ,  4G031CA03 ,  4G031CA04 ,  4G031CA07 ,  4G031GA01 ,  4G031GA02 ,  4G031GA07 ,  4G031GA09 ,  4G031GA11 ,  4G031GA13 ,  4G047CA07 ,  4G047CB08 ,  4G047CC03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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