特許
J-GLOBAL ID:200903078733736741

最大路面摩擦力推定装置、及びブレーキトルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大庭 咲夫 ,  加藤 慎治 ,  樋口 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-198349
公開番号(公開出願番号):特開2005-035344
出願日: 2003年07月17日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
【課題】路面の最大路面摩擦力を精度良く推定し、この推定最大路面摩擦力を用いてブレーキ液圧の余分な減圧を大きく行うことを回避すること。【解決手段】このブレーキトルク制御装置は、タイヤに働くブレーキトルクに応じたホイールトルクTw、路面摩擦力Ft、及びタイヤ半径Rtに基づくタイヤの回転運動方程式(Tine=Tw-Ft・Rt)に基づいて慣性トルクTineを求め、同慣性トルクTineが所定の基準値を超えたとき、その時点での路面摩擦力Ftを推定最大路面摩擦力Fmaxとして設定する。そして、この推定最大路面摩擦力Fmaxに基づくトルクFmax・Rtに慣性トルクTine分に相当する所定値を加えた値を上限値としてタイヤに働くブレーキトルクを制御するための指示ブレーキトルクを算出する。これにより、ABS制御時における指示ブレーキトルクの目標値が一つの値として明確に設定され、より緻密にブレーキ液圧の加圧・減圧制御が実行され得る。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車両が走行している路面と同車両のタイヤとの間に発生している摩擦力を路面摩擦力として取得する路面摩擦力取得手段と、 前記タイヤの角加速度に基づく角加速度対応値を取得する角加速度対応値取得手段と、 前記角加速度対応値取得手段により取得された角加速度対応値が所定の基準値を超えたときにおいて前記路面摩擦力取得手段により取得されている路面摩擦力を推定最大路面摩擦力として設定する推定最大路面摩擦力設定手段と、 を備えた最大路面摩擦力推定装置。
IPC (2件):
B60T8/58 ,  B60R16/02
FI (3件):
B60T8/58 H ,  B60T8/58 Z ,  B60R16/02 661B
Fターム (21件):
3D046BB23 ,  3D046BB28 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D046HH22 ,  3D046HH26 ,  3D046HH36 ,  3D046HH39 ,  3D046HH52 ,  3D046JJ06 ,  3D046JJ07 ,  3D046JJ11 ,  3D046JJ16 ,  3D046JJ21 ,  3D046JJ24 ,  3D046LL02 ,  3D046LL05 ,  3D046LL11 ,  3D046LL23 ,  3D046LL37 ,  3D046LL41
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ABS装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-288266   出願人:日本電子工業株式会社
  • ブレーキ制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-009615   出願人:財団法人鉄道総合技術研究所, 東海旅客鉄道株式会社, 住友精密工業株式会社
  • 特開平4-066735

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