特許
J-GLOBAL ID:200903078838529113

燃料電池構造体の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小野 尚純 ,  奥貫 佐知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-134974
公開番号(公開出願番号):特開2005-317405
出願日: 2004年04月30日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 炭素の析出が有効に防止され、しかも格別の加熱源を使用することなく、部分酸化改質反応、自己熱改質反応及び水蒸気改質反応を組み合わせて燃料電池構造体を運転する方法を提供する。【解決手段】 運転開始時の起動用ガスとして、起動用空気と炭化水素ガスとの混合ガスを使用し、該混合ガスを、改質器を通して燃料電池本体に供給し、且つ別経路で発電用空気を燃料電池本体に供給し、燃料電池本体から排出されるガスの燃焼により燃料電池本体及び改質器の加熱を行い、改質器の昇温に伴って部分酸化改質反応を生じせしめ、次いで前記改質器に、水蒸気を供給し、部分酸化改質反応から自己熱改質反応に切り替え、さらに起動用空気の供給を停止して水蒸気改質反応により定常運転を行う。【選択図】 図2。
請求項(抜粋):
複数の燃料電池からなるセルスタックが配列されてなる燃料電池本体と、改質触媒が収容された改質器とが所定のハウジング内に設けられた燃料電池構造体の運転方法であって、該燃料電池本体に発電用酸素含有ガスを供給すると同時に、改質触媒が収容された改質器に炭化水素ガスを通して該炭化水素ガスを水素リッチな燃料ガスに改質し、前記発電用酸素含有ガスとは別経路で該燃料ガスを燃料電池本体に供給して発電を行い、燃料電池本体から排出されるガスを燃焼させ、その燃焼熱によって、前記燃料電池本体を構成する燃料電池を所定の発電温度以上に加熱保持し且つ前記改質器内の改質触媒の温度を改質反応開始温度以上に加熱保持して発電を継続して行う燃料電池構造体の運転方法において、 運転開始時の起動用ガスとして、起動用酸素含有ガスと前記炭化水素ガスとの混合ガスを使用し、該混合ガスを、前記改質器を通して燃料電池本体に供給し、且つ別経路で前記発電用酸素含有ガスを燃料電池本体に供給し、燃料電池本体から排出されるガスの燃焼により燃料電池本体及び改質器の加熱を行い、改質器の昇温に伴って部分酸化改質反応を生じせしめ、 次いで前記改質器に、水蒸気を供給し、起動用酸素含有ガスの供給を停止することにより、水蒸気改質反応に切り替えて定常運転を行うことを特徴とする燃料電池構造体の運転方法。
IPC (4件):
H01M8/04 ,  C01B3/38 ,  H01M8/06 ,  H01M8/12
FI (5件):
H01M8/04 X ,  C01B3/38 ,  H01M8/06 B ,  H01M8/06 G ,  H01M8/12
Fターム (12件):
4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EA07 ,  4G140EB43 ,  4G140EC02 ,  4G140EC03 ,  5H026AA06 ,  5H026HH05 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA08 ,  5H027MM12
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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