特許
J-GLOBAL ID:200903078848357035

光学的に活性な化合物に使用される改良された光学的活性検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-527791
公開番号(公開出願番号):特表2000-504116
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】その品質を向上させ得るように光ファイバ又はレンズ(14)を通って進むレーザビームに対してレーザダイオード(12)と、周波数fの基準発振器(18)と、第一の偏光器(16)と、機械的な複反射及びセルの光学的ウィンドウ内の漏洩を最小にする特殊な構造のフローセル(20)と、第二の偏光器(80)と、改良された検出スキーム(84)とを使用して、試料溶液中の光学的に活性な分子化合物を検出する改良された光学的回転検出器である。該検出スキームは、第一及び第二の信号を検出する第一及び第二の光検出器を含み、この場合、第一の信号は第二の偏光器を透過する光であり、第二の信号は第二の偏光器から反射された光である。補償器回路の低パスフィルタが信号を濾過し、1つの信号を変換し、その信号を他方の信号と合算し、次に、不要な成分をノッチ濾過して補償された信号を発生させる。次に、この補償された信号がロックイン増幅器を駆動し、該増幅器は、基準発振器により駆動されて、振幅が調節されたf周波数信号を検出する。この補償した信号は、試料の光学的活性を表示するが、レーザパワーの変動には影響を受けない。
請求項(抜粋):
作用可能なベンチに固定状態に取り付けられ且つ整合された構成要素を有する改良された光学的回転検出器において、該構成要素が、 (i)近ガウスレーザビームを発生させる手段を有するレーザ光源装置と、 (ii)該レーザビームの直線状の偏光比を少なくとも1000:1に改良する第一の偏光手段と、 (iii)前記ビームの偏光に影響を与えるファラデー回転子であって、交番方向の電流源又は基準発振器により周波数fにて駆動されるファラデー回転子と、 (iv)前記直線状に偏光したビームを通じて溶媒及び試料の流れを導くフローセルと、 (v)偏光した光線を伝送するその機能の点にて前記第一の偏光手段から90 ゚の角度で方向決めされた第二の偏光手段であって、偏光レーザビームの殆どの伝送を減衰させる第二の偏光手段と、 (vi)前記第二の偏光手段を通じて伝送される振幅調節光から成る信号を検出する光検出器と、 (vii)f以外の周波数からの影響を減衰させ、補償信号を発生させる補償器回路手段と、 (viii)前記f周波数発振器により駆動されたとき、周波数fにて補償信号の振幅の調節を検出する、位相感知型検出器又はロックイン増幅器とから成る、改良された光学的回転検出器。
IPC (2件):
G01N 21/21 ,  G01N 21/05
FI (2件):
G01N 21/21 Z ,  G01N 21/05
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 粒子経路決定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-082501   出願人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション
  • 光アイソレータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-087296   出願人:株式会社トーキン
  • 特開昭60-006848
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