特許
J-GLOBAL ID:200903078855599648

ドプラ周波数シフトを推定し表示するシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-071220
公開番号(公開出願番号):特開平11-309145
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 パルス・ドプラ法を用いた超音波イメージングにおいて、小さいが深部に位置するサンプル・ボリュームに対するドプラ感度を最大化する。代替的には、所与の送信音波バースト長及び音波照射量について、サンプル・ボリュームを縮小して、感度を損なわずによりよい空間分解能を達成する。【解決手段】 送信時にコード化励起を用いると共に受信時にパルス圧縮を用いる。コード化励起によれば、長い送信パルスを、受信時にほとんどのエネルギが短い時間に集中するようにして圧縮することができる。各々の送信焦点位置ごとに単一のコード化送信を行う場合には、受信信号は、整合または不整合フィルタリングを用いて圧縮される。各々の送信焦点位置ごとに2回又はそれ以上のコード化送信を行う場合には、受信信号は、各々のファイヤリング中にそれぞれの送信コードに整合するフィルタ係数を用いて圧縮される。
請求項(抜粋):
移動する超音波散乱体により発生されるドプラ周波数シフトを推定し表示するシステムであって、超音波を送信すると共に前記超音波散乱体により反射された超音波エコーを検出するための、多数のトランスデューサ素子を含んでいる超音波トランスデューサ・アレイと、前記トランスデューサ・アレイに結合されていて、実質的に同じ送信焦点位置に集束される1回目及び2回目の送信ファイヤリング時に、コード化パルス系列により、送信開口を形成する選択されたトランスデューサ素子をパルス駆動する送信手段であって、前記コード化パルス系列が基本パルス系列でコンボリューションされた送信コードの関数である送信手段と、前記トランスデューサ・アレイに結合されていて、前記1回目及び2回目の送信ファイヤリングのそれぞれの後に、受信開口を形成する選択されたトランスデューサ素子から第1及び第2のセットの信号を受信する受信手段と、前記第1及び第2のセットの信号からそれぞれ導出される第1及び第2のビーム加算された信号を形成する手段と、前記第1及び第2のビーム加算された信号を圧縮して、それぞれ第1及び第2の圧縮されたパルス系列を形成するデコード用フィルタ手段と、前記第1及び第2の圧縮されたパルス系列に部分的に依存する1セットのドプラ周波数シフト・データを生成する処理手段と、前記1セットのドプラ周波数シフト・データの関数であるスペクトル線を表示する手段とを有している、ドプラ周波数シフトを推定し表示するシステム。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G06F 19/00
FI (2件):
A61B 8/06 ,  G06F 15/42 X
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 超音波撮像方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-003720   出願人:ジーイー横河メディカルシステム株式会社
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-287618   出願人:防衛庁技術研究本部長, 日本電気株式会社
  • 特開平4-286980
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